3股男への愛情が冷めてわかったゲスな本性。狙われやすい女性に共通点も…
男性が他に本命彼女がいるにもかかわらず、二股相手にされてしまっている女性。はた目には「ダマサれている?」「セカンドとわりきってるの?」などいろいろ推測するものの、当人はどんな気持ちでいるのでしょうか。
斎藤さんとつき合っていた男性は、商社勤務のゲス男(39歳/当時)。見た目は男前ではないのに、なぜか女子にモテる、安心感のある聞き上手タイプの男性だったそうです。
「彼は私とつき合う前から、10年来の彼女がいました。とてもすてきな女性で、彼のまわりの人からも『彼女には叶わないから、身を引いた方がいいよ』と言われていました。
でも彼からは『もう別れている。みんなにはまだ言えていないだけ』と言われていたので、彼の言葉を信じていました」
けれども、もう一人の浮気相手が登場したところ、斎藤さんの気持ちは冷めてしまったのです。
もう一人の浮気相手は彼の会社の新入社員。要するに仕事を教えるフリして、違うことまで教えてしまったわけで…立場を利用したひどい行動ですよね。
斎藤さんは何度も別れ話を切り出します。でも「ちゃんと話すから」の一点張りでラチがあかない日々が続きました。でもある日の夜、ふたりの間でもう終わりかなという流れができたのを感じたそうです。
「彼が違う子の話をしても、何も思わなくなっていたんです。私がそのことを伝えると『ああ、もうダメなのか』って頭を抱えていました。だからきいてみたんです。女としてというよりも、人としてどうしてなんだろうと不思議に思っていたことを」
「『どうして10年以上つき合っている年上の彼女がいるのに、私や新入社員の子に手を出すの?』と。最初は彼、どうしてと言われても、と困っている様子でした。
だから『彼女と結婚しないの。してあげなよ。10年も待っているんだよ、私が言うのもアレだけど、ちょっとひどいよ』といってやったんです。
それは正直、本心でした。私よりもその本命の彼女さんには幸せになって欲しいという思いがいつの間にか生まれていたんです。でも彼は『それはできない』とはっきり言ったんです」
1人の男を共有する女性同士として、妙な連帯感が生まれたというのでしょうか。斎藤さんは語り続けます。
「『結婚できないなら、彼女と別れてあげなよ』というと『それもできない』と、また頭を抱え込んでしまうのです。だから『彼女だからとじゃなくて人として知りたいの。どうして彼女と結婚しないで、他の子とつき合うの』と。すると彼はぼそっとこう言ったのです」
以前、3股男とつき合っていたという斎藤恵理子さん(仮名・27歳/当時)。
恋愛にのめり込んでいる時について「他人からの助言は念仏みたいなもので、自分事には考えられなくて。それでも何とか別れられたのは、ある意味、彼が天性の浮気男だったからかもしれません」と語る斎藤さんに、話をきいてみました。
本命彼女とはすでに別れている…彼の言葉を真に受けて交際
3人目の女性は17歳下の新入社員
浮気癖が治らない彼に、本音をきいてみたら……
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