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3股男への愛情が冷めてわかったゲスな本性。狙われやすい女性に共通点も…

彼の女性観「若ければ、若い方がいい」

浮気男「『若い方がいいんだ。若ければ、若い方がいい』と。私は衝撃を受けました。なんだこのクズ野郎が! と蹴飛ばしてやりたかったです。  でもよく考えると、彼はとても正直に答えてくれていたんだと思います。だって本命の彼女よりも私は10歳以上年下ですし、もう一人の浮気相手は私よりも若そうな方でしたから。どんどん若い子とつき合っていって、彼が年を取った時に、どうするんですかね。正直、その時が楽しみでなりません」  ダークな物言いだが、彼女なりにショックを受けていたようだった。その後、彼女は冷静になりこう教えてくれた。 「ゲス男が囲っていた私を含む3人には、共通点がありました。それは、よく天然だと言われること、そして美人ではないこと、それなりにしっかりとした親に育てられてきたこと。  きっとそういう人が、狙われやすいんだと思うんです。ぽわっとしてるから、言いくるめやすいというか。それに思い出してみると、彼がよく遊んでいた女性はみんなそういうタイプでした」

事件が起こると「刺されたのは彼なんじゃないかって思う」

「分かっているだけで3股ですが、もしかしたらそれ以上かもしれません。今から考えると色々他にもありましたから」と笑う斎藤さん。  吹っ切れた様子の斎藤さんは、とてもあっけらかんとしている。 「時々、殺傷事件が起こると、刺されたのは彼なんじゃないかって思うんです。彼だったらいいなと。きっと誰かに刺されるはずです。だっておかしいでしょう? 何人もの女を傷つけておきながら、幸せになれるわけないんです」  いつかゲス男の名が、3面記事をにぎわす日がくるのだろうか……。恐ろしや、恐ろしや。 <文/夏花くまこ>
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