Beauty

1日10回の「全力スクワット」でローラのようなしなやかなカラダに

 こんにちは、パーソナルトレーナーのヒラガコージ です。  ジムでインストラクターが必ずと言っていいほどオススメするトレーニングがあります。それは、「スクワット」
スクワット

スクワット

スクワットは「トレーニングの王様」

“King of training(トレーニングの王様)”とも呼ばれるスクワットは、どんな運動よりも効果が感じられるオススメのトレーニング種目です。  中でもぜひチャレンジしてほしいのが、「全力スクワット」。「全力」というワードから激しいスクワットを想像するかもしれませんが、そういうことではありません。体幹の筋肉に力を入れて背骨を固定し、脚の各関節をしっかり曲げていくものです。
このくらいまでしゃがみます

このくらいまでしゃがみます

 関節をくりかえししっかり曲げることは関節の柔軟性、いわば身体の柔らかさに繋がります。さらに、姿勢を崩さないように腹筋や背筋に力を入れて行うため、身体の動きに重要な体幹の強さも鍛えることできるんです。

美しい身体はバランスから

 スクワットは「筋トレ」のイメージが強く、筋肉をムキムキにする為の種目だと思われがちです。しかしながら、脚を中心に各関節を柔らかく使うことが必要となるため、身体のサスペンション(バネ)が効きやすくなり、バランス機能が高まります。  ローラさんや中村アンさんなど、美しく引き締まった身体のラインをもつ女性は、各パーツが鍛えられているだけでなく、身体の各部位に対する筋肉の仕事量が“適正”に限りなく近く、効率よく身体が使えています。
 身体のバネが効いてくれば、単なる体重の減少だけでなく、理想的なボディラインをつくることが期待できるのです。

全力スクワットをやってみよう

 実際に全力スクワットをやってみたいと思います。 1. 床が平らなところに立ちます 2. 背骨に力を入れて背筋を伸ばします 3. 股関節→膝→足首の順番で関節を曲げて、しゃがんでいきます 4. 完全にしゃがみ切ったら、ゆっくりと立ち上がります ※5~10回/1日  他のスクワットとあまり違いを感じないと思う人もいるかもしれませんが、ポイントは「重心線」です。みぞおち、太ももの真ん中、足首が縦に一直線となるよう意識しながら、しゃがんだり立ち上がったりしてみましょう。  股関節や足首の柔らかさが増していくのを感じるはずです。これが他のスクワットと違う、「全力スクワット」の特徴です。  はじめはなかなか深く腰をおろせないかもしれませんが、縦の直線を守りながら、日々少しずつ繰り返すことで着実に関節が柔らかくなります。  1日の回数は多くても10回程度ですから、頑張ってみましょう。 <文/ヒラガコージ>
ヒラガコージ
柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。Twitter:@fifth_petal
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