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コワい「偽ネットショップ詐欺」手口の数々。安さに飛びついたら負け…

振込先の銀行、警察にも相談を進められる

「地域の消費者センターでもネットショップの相談に応じてくれました。電話で振り込んだ銀行先と購入したサイト名を聞かれて何度か電話のやり取りをしたところ、振込先の銀行と警察にも相談するように言われました。銀行側が代金を振り込んだ口座を調べたところ、今は凍結されているものだと分かりました。 お金を騙し取られ絶望する女性 恐らく、私の他にも何人か被害者がいてその人たちが先に相談したんだと思います。銀行側の話によると、恐らくサイトを運営しているのは中国人で、日本人が口座を売った可能性があると言われました。改めて店のHPを確認すると、日本語は合っているんですが、所々文章が雑なんですよね。しかもショップ名もしっかり記載されていないし、確かに怪しいなと感じました」

詐欺に引っかからないための見極めポイント

 現在は警察にも被害届を提出し、返金を待っている状態ですが、口座の残金から被害人数を割った額しか返金されないので全額返ってくる可能性は低いといいます。しかも、そのサイトは残っているので今も被害に遭っている人がいるかもしれません。  このような詐欺サイトに引っかからないためには、ショップ名と社名の確認振込先が個人名ではないか、などしっかり調べることが大切です。また、他のサイトで品切れになっている商品が格安で売られている場合も詐欺サイトの可能性があるので注意を。また、大手ショッピングサイトにもこのような詐欺サイトが紛れ込んでいる可能性も。「大手だから安心」ではなく、購入前にはしっかりと社名や振込先を確認することを薦めます。 ―ホントにあった女性の詐欺事件― <文/カワノアユミ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
カワノアユミ
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。裏モノ・夜ネタを主に執筆。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。ツイッターアカウントは@ayumikawano
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