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炎上ファッション総まくり。BTS、メーガン妃、トランプ夫人…今年は失敗から学べるか?

H&M、ドルガバ、プラダも…

 着る側だけでなくデザイン・販売する側も大いに燃えあがった2018年。『ティーンヴォーグ Teen Vogue』によると、その口火を切ったのはH&Mでした。  1月、H&Mは黒人の男の子に「ジャングルで一番クールな猿」という文字がプリントされているパーカーを着せ、オンラインショップにアップ。すると、「黒人を猿あつかいするなんて」「人種差別」「悪趣味」と批判が相次ぎ炎上。  一方、ドルチェ&ガッバーナは11月、中国に向けた「#DGLovesChinaキャンペーン」の動画広告で歴史的大炎上。中国人と見られる女性が箸を使って不器用にピザを食べる様子に、「中国差別だ」と批判が殺到。中国で同ブランドの不買運動が起こりました。  12月にファッション炎上のトリを務めたのはプラダの新キャラクター。『ヤフー!ライフスタイル Yahoo! Lifestyle』によると、プラダは赤い唇と黒い肌を持つキャラクターを商品化しましたが、これが「黒人差別」と見なされ新商品に“待った”がかかりました。  騒動後、H&Mではダイバーシティ(多様性)マネージャーを雇い入れ、ドルチェ&ガッパーナは謝罪動画を公開、プラダは即座に商品やディスプレーを撤去。各社、今後はこのようなことがないよう努めていくと発表しています。   Sources: 「Time」「Reuters」「Harpers Bazaar」「Teen Vogue」「Yahoo! Lifestyle」 <文/アメリカ在住・橘エコ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。
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