恋愛ごぶさた女子に提唱したい「ワークライフラブバランス」
ガムシャラに仕事をして、趣味に没頭して、一人の時間を楽しんでいたら…そこに男性との「出会い」というのは存在するわけがありません。出会いがないのではなく、そもそも出会いをつくる時間すらなかったのです。

昨今の働き方改革の流れから「ワークライフバランス」という言葉を耳にするようになりました。仕事とプライベートの時間をバランスよくとることで、充実した人生を送りましょうというものです。
ですが、「出会いがない」という恋愛ごぶさた女子のかたは、それではいけません。私が提唱したいのは「ワークライフラブバランス」です!
恋愛がごぶさたになりがちな人は、ライフの中が趣味や友達・自分の時間で埋め尽くされてしまいラブの入る余地がないのです。おそらく、比較的恋愛頻度が多いかたは、ライフの中に自然とラブの時間が設けられているのでしょう。そういうかたがこの文章を読んだら、たぶんワケがわからないと思います。
しかし、私のような恋愛ごぶさたタイプの人間はラブの優先順位がはげしく低いため、ほうっておくとライフの中にラブが存在しなくなるのです。だからこそ、あえてライフとは別にラブな時間を独立させて設けましょう。「ワークライフラブバランス」を保って365日を過ごすことで、やっと出会いが作れるのです。
けっして私の「空白の7年間」のように、ワーク80:ライフ(趣味と一人時間)20という配分にしてはいけないのです!
ラブに何をすればいいのか?
新たな出会いの時間を、自分からつくることです!
婚活パーティに行ったり婚活アプリを試すもよし、新しい異性との出会いがありそうな場所へ行くもよし、男女ともがやりそう(できれば男性多めの)な趣味を始めるもよし、何かのコミュニティに参加するもよし。

私自身、出会いがまったくなかった7年間でしたが、この2年間の婚活では新たな出会いがありました。婚活パーティも行ったし、アプリもやったし、知人からの紹介も受けましたし…くわしくは『40代ご無沙汰女子の、ざんねんな婚活』に書いてありますが、とにかく自ら「ラブ=出会い」の時間をつくったのです。
とはいえまだ婚活中の身であり、いまだに恋人いない歴の記録を更新しているのでエラそうなことは言えませんが…(苦笑)。
ただ「出会いがない」と言っていたころの私は、出会いがなかったんじゃなくて、自分から出会いの時間をつくっていなかった。恋人いない歴が長くなった理由は
365日のなかに一秒たりとも「ラブ」の時間を設けなかったからです。
出会いがないとなげく、すべての恋愛ごぶさた女子にお伝えしたい。「ワークライフラブバランス」を保つよう、
自ら「ラブ」の時間を作るようにしてください。時間の比率はみなさまにお任せしますが、今の私は7:2:1くらいでしょうか(やっぱりラブ少なめ)。
とにかく、自分から「ラブ」の時間を設ければ、少なくとも「出会いがない」という状況は打破できるのですから!

<文/浅見悦子>
【浅見悦子】
女性WEBメディアOTONA SALONEを2016年に立ち上げる。WEB連載「40代編集長の婚活記」が各界で話題となり書籍化。婚活歴2年以上、美容編集者歴23年。ファッション誌『S Cawaii!』、元編集長。