眉山が上がっているタイプの方は、
眉山の鋭角を抑えるために眉中の下部に毛をたすようなイメージでパウダーもしくはペンシルで濃さを足してください。太さが足りない時は眉マスカラを使って全体的にボリュームアップをさせると良いでしょう。目元が涼やかな一重さんは、あまり眉の色が濃くならないよう少しずつ色を足していくように優しくマスカラを毛流れに沿って動かして。

下がり眉さんは反対に、
眉山から眉頭の毛が足りていない部分を埋めるように色をつけていくと良いです。まずは眉山からブラシで毛流れを整えて自眉の色に馴染む濃いめの色をパウダーで塗布してください。そこから眉頭に向けて毛の足りていない部分の隙間を埋めるように色を乗せて。
濃い眉さんは毛量が多いので、メイク前に余分な毛をカットし、ある程度眉を整えておくことが大切です。また、
眉は1色ではなく2~3色使用し、眉尻に向かって濃くなるようグラデーションを作るイメージで色を乗せていくと良いでしょう。あまりにも黒い眉が目立つと言う場合は、一度全体的に眉マスカラをするか、市販の眉コンシーラーをして下地を作っておくと自然なふんわり眉に近づきます。
さすがに眉を真似るだけでは、泉さんっぽくなれた感じがしない……という方には、もうワンポイント押さえて「
リップメイク」にも力を入れてみると良さそうです。泉さんの唇は輪郭がはっきりとしていてとても色っぽいですよね。厚すぎず薄すぎない、黄金バランスの持ち主でもあります。
リップの輪郭がぼやけている方は、
コンシーラーでくすみをカバーした後に、リップライナーで輪郭をとりましょう。泉さんはオレンジ系ピンクのリップを取り入れることが多いので、泉さんのようによりナチュラルな印象を残したい方は、肌馴染みの良いオレンジ・ベージュよりのピンクリップを取り入れてみてくださいね。
<文&イラスト/角 侑子>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】角 佑宇子
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。2023年9月、NHK『あさイチ』に出演。インスタグラムは
@sumi.1105