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『はじこい』4角関係に急展開。深田恭子の“じらしテク”がズルい

初めて恋をした日に読む話』(TBS系、毎週火曜夜10時~)の第9話が今夜放送です。予備校で講師をしている、春見順子(深田恭子)が、ヤンキー高校生の由利匡平(横浜流星)を東大に合格させるという目標をたてて、夢も恋も奮闘するという話題作。
 毎週、放送時間になると「こんなこと言われたい」「胸がキュンキュンする」とツイッターは大にぎわい。イケメンたちが繰り広げる四角関係に目が釘付けでしたが、8話ではとうとうこの四角関係に終止符が打たれたのでした。

デートで攻めまくりの山下に、順子の残酷なセリフ

 順子の幼馴染の松岡美和(安達祐実)のはからいで、山下一真(中村倫也)と順子はデートをすることになります。デートの日は匡平の東大模試の日。順子は匡平のことが気になりながらも、「模試の当日に、講師にできることはないから」と山下とのデートに向かいます。一方硬派な山下はバイクで順子を迎えにきます。なにかとカッコいい登場をした山下ですが、調べてきたデートプランはチケットが売り切れていたり、入ろうとしていたカフェは満席だったりでうまくいきません  結局、海沿いのベンチで順子と缶コーヒーを飲むことになり「わりぃ、俺、あんま女子が行くようなとこ知らねぇから、ネットでいろいろ調べんたんだけど…」と山下は嘆きます。しかし、順子は「ううん。バイク乗って、缶コーヒー飲んで。不良と抜け出してるみたいでドキドキした」と返すのでした。  硬派なのに純情な山下の発言にキュンときますが、山下はこれだけで終わる男ではありません。純情なセリフを言ったかと思えば、順子に近寄り「チューしていい?」と迫ります。ここでツイッターは恒例の山下くん祭りに。「してしまえ!」「山下くん!!!!!」と大盛り上がり。  この後も、匡平のことを思い出す順子の足を自分の足で挟んで「妬いている」と発言したり、山下の攻めの姿勢はとまりません。  そして、帰り際には順子に「ちょっとは俺のこと好きになった?」とストレートに聞くのですが、順子は「好きになりたいって思ってる…」と返すのでした。これに対して「なるはやで」と山下は言うのですが、順子のこの発言はなかなか残酷です。  好きか嫌いかを曖昧(あいまい)にしつつも、期待は持たせてキープしておく。恋の仕方を忘れたと常々言っている順子ですが、恋愛上級者の返しとも言えるでしょう。

「俺……受験やめるわ」匡平、まさかの東大受験を断念

 順子がデートをしている一方で、匡平は東大模試を受けますが、自己採点をしたところE判定という結果に。落ち込む匡平に「この時期に、現役生がE判定を出すのは珍しくない」と順子は励ましますが、匡平をさらなる悲劇が襲います。  匡平の父親で官僚の由利菖二郎(鶴見辰吾)が議員の吉川(平泉成)の汚職事件の罪をなすりつけられて官僚としての進退を迫られていたのでした。  家族を顧みずに仕事に明け暮れていた父親を憎しみ、そんな父親を見返すためにも東大に合格したいと思っていた匡平でしたが、「東大なんか出ても所詮こんなものだ」と憔悴(しょうすい)する父親に失望。さらには自宅に押し寄せるマスコミを見て匡平は東大受験へのモチベーションを失うのでした。  そして匡平を心配して駆けつけた順子と山下に「俺……受験やめるわ」と宣言します。  意気消沈の匡平は学校を休みます。しかしカフェで勉強している匡平を八雲雅志(永山絢斗)が見つけます。匡平と雅志は順子を巡ってライバル関係にあるのですが、雅志は自分の母校であり匡平の目標である東大に匡平を連れて行くのでした。
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意気消沈の匡平に、恋のライバルから意外な励まし
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