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『はじこい』4角関係に急展開。深田恭子の“じらしテク”がズルい

再び東大受験を決意した、匡平の心境の変化とは

 東大近くのカフェで食事をする匡平と雅志。雅志は、「なぜ受験をあきらめるのにカフェで勉強をしていたのか」と匡平に問います。無言の匡平に対し「勉強したいんだろ。親への反発とか、順子のためとかいろいろあるのかもしれないけど、自分のために勉強をしたくなったんじゃないのか」と語りかけます。  そして、「好きな人のためにも自分の幸せのためにも、プレッシャーを背負って東大受験に挑んでみろ」と背中を押すのでした。高校生とはいえ、恋のライバルでもある匡平をきちんとフォローする雅志。どこまでもいい人です。この言葉に後押しされた匡平は東大受験の道を再び歩もうとするのでした。

山下、教師からなんと政治家に転身

 そして、このあと驚きの展開が続きます。なんと、匡平の父親の菖二郎に責任をなすりつけようとしていた議員の吉川ですが、実は山下の元妻・優華(星野真里)の父親だったのです。  山下は優華との離婚をとりやめて、吉川の政治家としての地盤を継ぐことを条件に、菖二郎が不正問題とは無関係であることを公表するように吉川と取引します。吉川はこの条件をのみ、結果、菖蒲二郎は左遷を免れます。そして、山下は教師を辞めて政治家に転身、元妻ともよりを戻すのでした。  すごい急展開ですが、漫画原作あるあるともいえるでしょう。これにケチをつけていては、『はじこい』は楽しめません。  4角関係のバトルを繰り広げ、バーで雅志を挑発して殴り合いまでしていた山下でしたが、既婚者となってしまったので、事実上このバトルから離脱となりました。山下の離脱に視聴者からは「男らしい」「かっこよすぎる」という称賛の声と「明日から山下くんナシでがんばれない」と山下ロスの声が巻き起こり、ツイッターはトレンド上位を「山下くん」が独占するという異例の事態に。  いよいよ、ここから雅志と匡平の一騎打ちの戦いとなります。今回も東大受験はそっちのけだったのですが、さすがに入試直前期に突入しているので、ここから東大受験にむけてどう匡平が挑んでいくか、ドラマの見所になるかと思われます。 <文/瀧戸詠未> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
瀧戸詠未
大手教育系会社、出版社勤務を経てフリーランスライターに。教育系・エンタメ系の記事を中心に取材記事を執筆。X:@YlujuzJvzsLUwkB
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