失敗しない部屋の探し方、最初の不動産屋選びですべてが決まる?
「部屋探しは人生探しだ!」と言い切る大胆不敵な本、『奇跡の不動産屋が教える 幸運が舞い込む部屋探しの秘密』。著者は、日テレ『有吉ゼミ』に出演中の鈴木誠氏です。
誠不動産株式会社代表取締役にして元自衛官、元アパレル店員、元飲食店員という変わり種。「衣食住のすべてを仕事にしてきた僕だから、声を大にして言いたい」という著者の真摯なモットーが、「人生を楽しむなら、住居が大事! めちゃくちゃ大事!」。本書はまさに、この一言に尽きるのです。
部屋を探すための入口といえばネット検索ですが、要注意なのが「おとり物件」。本書によると、「2017年度、大手不動産情報サイトでは、大阪で全国最多の503件のおとり広告が見つかったほか、兵庫で198件、京都では54件あった」というのだから驚き。しかもこれは氷山の一角なのです。
おとり物件の見分け方を本書から抜粋してみますと…。
1. 好条件すぎる
不動産屋の価格は、相場から大幅に外れることはありません。
2. ネットの更新日から1カ月以上経っている
3. 現地待ち合わせで内見できるかどうか
曖昧な回答をする場合は来店させる手口であることがあります。
4. 敷金・礼金がゼロ
5. 路面店の不動産屋に掲げられた看板
第一関門と突破したら、いよいよ不動産屋にGO。第二関門は、善良な営業マンに出会うこと。本書いわく「お客様のために物件を探し出している」のではなく、「いかに効率よく契約を取ってノルマを達成するか」という営業マンが9割だそうです。信頼できる営業マンのポイントとは。
1. 身なりや言葉使いがきちんとしているかどうか
2. デメリットをきちんとおしえてくれる
3.「あれ?」と思ったポイントを伝えた時に真摯に対応してくれる
4. 内見前なのに「預り金が必要」というような不動産は要注意
基本を押さえたら、さっそく自分に合った「部屋探し=人生探し」の旅に出てみましょう。

悪い不動産屋の見極め方

信頼できる営業マンのポイント
