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失敗しない部屋の探し方、最初の不動産屋選びですべてが決まる?

快適に暮らすための事前チェックポイント

 人生で必要不可欠なのは、快適に安全に暮らすこと。以下は、本書が伝えるスルーしがちな盲点です。 1. 空き室の多い建物には理由がある  これは私にも経験があるのですが、家賃も相場だし部屋自体にも不備は見当たらない、でもなぜか空き室が多いんですよね。不審に思ってやめたのですが、本書に言わせると、やはり理由があるそうです。 住人の騒音に悩む女性大家さんが細かいことに口を出してくる」「住人の中に騒音を出すやっかいな人がいる」等々、住んでみないとわからないことがあるはず。 2. 地盤は簡単に調べられる  平成は災害の時代でもあった、などとささやかれていますが、避けられない問題だとしても被害は最小限にしたいもの。今やスマホのアプリで簡単に地盤が調べられのです。「じぶんの地盤」などで、引っ越し先の目星が立ったら、いち早くチェックしましょう。 3. 一度気になった「におい」が改善されることはまれ  古い物件にありがちな「生活臭」と「カビ臭」。不動産屋の売り文句として「風を通して、生活していると徐々になくなりますよ」というのがありますが、においがとれるのはまれだそうです。 「ルームクリーニング前だから消臭できていない」と不動産屋が逃げるケースも多々あるそうですが、ルームクリーニングで取れない匂いもあると言います。  特に女性は、においに敏感なもの。部屋も人生も、良いにおいを充満させるために、部屋探し=人生探しの旅は、慎重かつ勇敢に挑もうではありませんか。 ―小説家・森美樹のブックレビュー― <文/森美樹> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
森美樹
1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)を上梓。Twitter:@morimikixxx
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