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失敗しない部屋の探し方、最初の不動産屋選びですべてが決まる?

「部屋」を「人生」に置き換える

 本書の特徴は、「部屋」を「人生」としてとらえているところです。部屋探しのステップとして本書が薦めるのが、「自分がどういう人なのか書き出してみる」こと。たとえば「出身地、仕事、趣味、特技、etc」。 自分がどういう人なのか書き出してみる 著者の場合だと「1日と15日は氏神様に行く」「グリーンカレーが好き」などがありました。そうなると、駅から多少遠いけれど神社には近い物件、とか、ショッピングモールはないけれどグルメの穴場スポットがある場所、など、おのずと住みたい地域が絞られてきます。  大切なのは、「自分にとって必要なものを部屋探しの条件から絶対にはずさないこと」だと本書は断言。

憧れのエリアに住む

 住みたい物件や地域がイメージできたら、次は住所です。女子力や恋愛力と同様に、本書では「住所力」を猛プッシュ。 「憧れのエリアがあるなら、憧れる間もなくすぐに行ってしまうこと」と背中を押しています。現実的に無理だったら、ちょくちょく憧れの地に足を運び、「1年後にはここに引っ越す」と明言するのがいいそうです。  田舎から上京して1年後には、垢ぬけたね、と言われる話って、よくあります。これは土地やそこに住む人々やエネルギーに感化されて、自然と変わっていくからかもしれません。
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「におい」には要注意
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