Fashion

超オシャレな米ファーストレディの服装に、意外とマネできるポイントを発見

 上品で美しく、知的で社会的地位もある。まごうことなき完璧な女性って、どうしても憧れてしまうものですよね。そういう意味で、世界各国のプリンセスや、大統領夫人はいつも全世界の女性たちの注目を浴びる存在。なかでも、米大統領の歴代ファーストレディたちは高いファッションセンスもあることで有名です。  そこで今回は、とくにズバ抜けたオシャレさがあることで話題をさらった歴代米大統領ファーストレディ3名のファッションスタイルを解説いたします。

「色使い」と「サイジング」が3人のポイント

 何かと注目の多い、ファーストレディたちのファッションスタイル。それぞれの性格の違いが服装にかなりあらわれている中、どのファーストレディのファッションでも共通しているポイントは、ジャストサイジングな着こなしで品のある色使いを意識的に取り入れているところです。  ぜひこの点に注目いただきながら、3人の個性豊かなファッションを比べてみてくださいね。

ジャクリーン・ケネディのファッション

「ジャッキー」の愛称で親しまれた、ファーストレディのジャクリーン・ケネディ。言わずとしれたアメリカ合衆国第35代大統領であるジョン・F・ケネディの夫人です。個性的でチャーミングなルックスで、洗練されたファッションスタイルを持つ彼女にアメリカ国民は思わず心を奪われたのではないでしょうか。 ジャクリーン・ケネディ ジャッキーの公務でのファッションはお抱えのデザイナー、オレグ・カッシーニによるオートクチュールがほとんど。ご自身の華奢なボディラインにぴったりなサイズのフィットアンドフレアドレスや、ツーピースといういわゆる1950’sスタイルを象徴させるお洋服が軸となっています。ジャッキーの家系はフランス貴族の血縁でもあることから、フランス仕込みのエレガンスさと気品を兼ね備えたセンスの持ち主だったのでしょう。  ファッションのベースにはそうした気品さが残るものの、ときにはセットアップのパンツスーツを着こなし、オーバーサイズのサングラスで颯爽と歩くキャリアウーマンらしい一面も。ジャーナリストとして働いていた経験もあることから、自立した女性さながらのハンサムなスタイルも併せて支持されていたのではないでしょうか。

ミシェル・オバマのファッション

 今からちょうど10年前の2009年に、アメリカで初の黒人大統領が就任されたとのことで全世界の注目を集めたアメリカ合衆国第44代大統領バラク・オバマ。その夫人である、ミシェル・オバマもまた、未だかつてないほどの期待を背負っていました。 ミシェル・オバマ そんな期待にも笑顔で応え、歴代のファーストレディでは成し得なかった市民との近い距離で接する姿に国民全体が感動を覚えていました。ファッションもまた、その場、その場にふさわしい服装を心がけていましたね。式典やセレモニーといったドレスコードには、アメリカで活躍する若手新人デザイナーのドレスを積極的に起用し、また一般市民が取り入れやすい手頃な価格のカジュアルブランドも公務ではよく登場していました。 「着飾らない、ハイブランドで身を固めない、それでいて自分に似合う服」というテーマを掲げるミシェル夫人のファッションスタイルは多くの現代女性のなりたい未来像と共鳴していたのでしょう。ミシェル夫人によく似合う、カラフルな色使いのワンピースやドレスは非常にファッショナブルで真似したいポイント。見ているだけで元気が出てくるようなパワーを感じさせます。
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メラニア・トランプのファッション
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