カルシウムはさば缶の5倍。100円台で買える「さけの中骨缶」がメチャ優秀
【ラクうま美人ごはん vol.38】
サバ缶と並ぶ、2トップ。
サバ缶ブームが続いています。みなさんは、無理なく継続できていますか? どんなに工夫をしたとしても水煮が続く毎日だと、やっぱり飽きてきますよね。今日はそんな魚缶ダイエットを、上手に続けるために、「もうひとつの魚缶詰」をご紹介。
それは、「さけ中骨の水煮」。皆さんはご存知でしょうか? 珍しそうに見えますが、実は昔からある超ロングセラーなアイテムで、スーパーの缶詰コーナーに行くと、ほぼ必ず置いてあります。また、値段も100円台のものがメインで、リーズナブル!
それでは、さけ中骨の水煮が一体どんなものなのか? 栄養面やおいしい活用法についてもご案内したいと思います。
早速缶詰を開けてみました。“中骨”とは、さけの背骨のこと。3枚おろしをした時に、骨として残る部位だそうですが、よく見てみると、身も皮もちゃんとついているので、骨だけではないことがわかります。食べてみると、骨は柔らかく、箸などでも簡単にほぐすことができます。
骨ごと煮ているおかげで、汁も含めて濃厚な味わい。これをおつまみとして楽しむファンも少なくないそうです。うん、うまい!!! サバ缶とは別世界の魅力を堪能できるでしょう。では、栄養的にはどうなのか、見ていくことに……。
以下に、主な栄養成分を整理してみました。
※マルハニチロ「さけ中骨水煮」1缶(150g)の栄養成分
カロリー 122kcal
たんぱく質 17.1g
脂質 5.6g
炭水化物 0.9g
カルシウム 1560mg
DHA 348mg
EPA 344mg
食塩相当量 1.6g
真っ先にお伝えしたいのが、カルシウムの含有量が驚異的であるということ。また、この含有量は、成人が1日に必要とされる摂取推奨量の約2倍! つまり1缶の半量食べるだけで、1日のカルシウム補給ができるのです。
ちなみに、日本におけるカルシウム摂取状況は、男女各年代において不足しています。特にダイエット中は栄養不足状態になりやすいもの。そんな時に、カルシウムが超豊富で、カロリー低め、糖質量の心配もない中骨缶こそが、大活躍してくれるのです! そうです、“簡単に、おいしく”カルシウムが摂取できるということ。ちなみにサバ缶にもカルシウムが豊富だと言われていますが、300mg程度。鮭中骨には、その5倍もの量が含まれているということになります。
※参考
カルシウムの摂取推奨量と摂取量(一般社団法人JミルクHPより)
では最後に、おいしい食べ方のお話に移りましょう。


まずはどんなものか、開けてみた
ダイエットに! 2日分のカルシウムが含まれていた!
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