Gourmet

「サバ缶」でできる“薬膳”レシピ3つ。これがメチャウマなんだわ

「サバ味噌とナスのイタリアン風」夕飯におすすめ~

ナス……血を全身に巡らせるとともに、利尿作用を活発にする働きがあり、むくみにもおすすめの野菜。消化機能を活性化し、胃の調子を整えるので、胃もたれや食欲不振の改善にも役立ちます。 サバ味噌とナスのイタリアン風【材料(2人分)】 サバ味噌煮(市販品) 1袋 ナス(乱切りにして、塩水にさらしておく) 4本 トマト水煮缶 1/2缶(400g) ニンニク(みじん切り) 少々 オリーブ油 大さじ2 塩、こしょう 適宜 <つくり方> 1. フライパンに油を入れて熱し、ニンニク、水気を切ったナスを炒める。 2. 1に、トマトの水煮をつぶしながら加える。さらに、サバ味噌煮の身を入れて、ヘラでほぐしながら全体を混ぜ、5分煮たら塩、こしょうで味をととのえる。  サバ味噌煮がイタリアンに変身するなんて、うれしい驚きです。私、こちらは作り置きをしまして、1日目はそのままいただき、2日目は茹でたペンネと和えてみました。勿論、両方ともおいしくいただきましたよ。

試してみないと、もったいない

 いかがでしたか。いつでも入手可能で、比較的つくりやすいレシピを選んでみました。安くて簡単、手間もかからず、しかもおいしい! とくれば試さないなんて絶対に損です。  本書には「サバジェンヌ」おすすめの「サバグルメ」も掲載。各メーカーによるサバ缶やしめさばの特徴や、サバ料理のおいしいお店など、コアでディープな情報は、サバマニアにはたまりません。  薬膳の知識もついて、料理の腕も上達。最後まで楽しめる一冊です。 ―小説家・森美樹のブックレビュー― <文/森美樹> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
森美樹
1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)を上梓。Twitter:@morimikixxx
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