夫からの「けむハラ」って何?夫婦円満の超基本「きれいな空気」の保ち方
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あと少しで新元号がスタートします。「令和の時代も、夫婦・家族がずっと幸せでありますように」と願いをかけた人も多いのではないでしょうか。
窓を開ける、空気清浄機を置く、エアコンを掃除する――「きれいな空気」に保つ方法はいろいろありますが、夫婦間で一番問題になるのは、どちらか片方が喫煙者の場合ではないでしょうか。
夫が紙巻たばこを吸っていて、禁煙するつもりがない。ベランダで吸っていても、窓から煙が流れ込んでくる。夫の服に付いたニオイが部屋に広がってしまう。そんな妻たちの不満をよく聞きます。
紙巻たばこの煙によるハラスメント「けむハラ」という言葉や、それに異議を呈する「No!けむハラ」に関するウェブサイトまであるぐらいです。
もちろん禁煙できれば一番ですが、するつもりがないケースも。そこで次善の策として、夫が加熱式たばこに切替えたというケースを取材しました。
昨年末、新居に引っ越したばかりの山下さん夫婦。と同時に、夫が加熱式たばこに切替えたと言います。その理由は――?
「前の部屋では、夫が室内で紙巻たばこを吸っていて、壁のクロスにヤニが付いてたんです。そしたら敷金の中から、クロス張り替え代6万円と、小さな焼けコゲができた絨毯の取り換え代3万円も払うハメになったんです!2人で『え~っ』と驚いて…」(妻・清美さん)
一般に、経年変化(年月が経つことによる自然な汚れ)とは違って、たばこのヤニ汚れやコゲは借主に現状回復義務があると考えられているのです(「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」 国土交通省)。
「夫も薄々知ってはいたみたいですが、実際に9万円も請求されると大ショック。それで、2人で『たばこ ヤニ』でネット検索してクリーナーを探してたら、『加熱式たばこはヤニが付きにくい』という情報が出てきたんですね。よくよく読んで『俺、加熱式たばこに切替えようかな…』って。やっぱりお金の威力はすごいですね(笑)。
禁煙してくれれば一番だけど、まぁ加熱式たばこでもいいか、と私もOKしました」(清美さん)
新居に移ってから、夫は加熱式たばこを換気扇の下で使うようになりました。真っ白い壁を見ながら、2人で「キレイで気持ちいいね」とご機嫌だそうです。
長年、紙巻たばこを吸っていた翔太さん。妻にずっと「たばこをやめてほしいな」と言われていたけれど、やめるつもりはなかったそうです。ところが昨年、加熱式たばこに切替えることを決心。きっかけは、昨年飼い始めて溺愛している猫でした。
「ある晩、猫にモフモフ頬ずりしていたら『あれっ、毛がたばこ臭い!』と気づいたんです。室内では、明けた窓に向けて吸っていたんですが、それでも煙が部屋に入っちゃうんですよね。ごめんよーごめんよー、と猫に謝りました」(翔太さん)
職場の喫煙所でその話をしたら、同僚が「これ知ってる? ニオイが付きにくいんだよ」と、加熱式たばこを試し使いさせてくれたのです。翔太さんは即行で加熱式たばこを買って帰り、「こんなにニオイが付きにくいの?」とビックリしたそう。
「妻も加熱式たばこを認めてくれ、猫が入らない部屋で使うことにしました。妻は、『私が言っても何もしなかったのに、猫のためならあっさり切替えたわね』と苦笑してますけど」(翔太さん)
「No!けむハラ」について
詳しくはコチラ>>>
では、加熱式たばこと紙巻たばこは何が違うのでしょうか?
紙巻たばこは、たばこ葉を火で燃やすため、煙が出ます。
一方、加熱式たばこは、火を使わずに加熱するので、煙ではなく蒸気が出ます。加熱式たばこからプカプカ出ているのは、あれ、煙じゃなかったんですね!
そして、加熱式たばこにはこんなメリットが――。
・家具や壁にヤニが付きにくい
・有害物質やヤニを大幅にカットし、衣服などにニオイが付きにくい
・燃焼しないため、灰が出ない
・消し忘れによる火事のリスクが低くなる
パートナーのたばこの煙に困ったら、「No!けむハラ」と意志表示するのが第一歩。
「No!けむハラ」のサイトでは、パートナーのタイプ別に「伝え方診断」があります。
私が診断テストをやったら、意外な「伝え方」(セリフ)が出てきて、笑ってしまいました。
また、同サイトには、加熱式たばこに切替えたカップルのインタビュー動画も。喫煙者のパートナーに見せて説得材料にしてみては?
「No!けむハラ」タイプ別
伝え方診断はコチラ>>>
<文/女子SPA!編集部 提供/フィリップ モリス ジャパン>
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夫婦円満でいるために、たまにはデートしたり、共通の趣味を持ったり…もいいけれど、その前に「一緒に家にいて居心地がいい」ことが基本ですよね。そして、居心地よさの超基本といえば「きれいな空気」。
今回は、当たり前すぎて忘れがちな「きれいな空気の保ち方」を考えてみます。