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味噌は”生”を選びたい。美肌のための美味しいアレンジ方法

味噌の取り入れ方

 続いては、藤井さんのお味噌の食べ方について聞きました。 「朝はお出汁をひいた中に、残り物のご飯や野菜、きのこ、卵を入れて味噌おじやに。お昼は必ずお味噌汁を頂いていて、夜は2日に一回飲むくらいでしょうか」  藤井さんほどお味噌汁を飲む機会を得られない人は「ディップに使うのもオススメ」とのこと。
藤井さん開発のディップ

藤井さん開発のディップ

「お味噌をそのまま野菜などにつけてもいいですし、オリーブオイルやレモン汁で伸ばしても風味豊かになります。私が開発したものではニンニクも入れてレモン味噌ディップとして提供していますが、ディップは熱を加えないのでより生味噌のパワーをいただけるメリットもありますね」  味噌ディップは野菜につけてるほか、パスタやパンにも使うのもオススメとか。
味噌を使ったパスタ

味噌を使ったパスタ

 藤井さんがディップを使って作ったお料理を見せていただいたのですが、簡単そうだし、美味しそう! 藤井さんのところではディップのほかにも、味噌を使ったふりかけなどを販売しているそうなのでその組み合わせや使い方もチェックして真似したいなと思いました。
ディップを使ったパン

ディップを使ったパン

 このほか藤井さんの開発した商品で「お!」と思ったのが野菜の味噌漬け。刻んだ野菜を味噌に入れて漬け込んだものですが、お味噌だけで漬けるというのがヘルシーな印象で、これまた取り入れようと思いました。
味噌漬けでおにぎり

味噌漬けでおにぎり

「今は発酵食品がブームで麹や甘酒が流行っていますけど、考えてみれば、お味噌にはそのすべて(の健康要素)が含まれているんですよね」と藤井さん。言われてみれば、味噌って凄いパワーを持った食品です。 「それにお味噌汁を手にすると、なんだかほっとするじゃないですか。そんな癒し効果が美肌作りにも一役買うんだと思います」  私たちの心身の健康づくりに力を発揮してくれる味噌。上手に取り入れるためにも、各地にある味噌屋さんの情報をチェックしていきたいなと思いました。 ●藤井康代さんプロフィール● 新潟の手作り味噌会社「糀屋団四郎」の4代目社長。印刷会社で2年勤務した後、東京農業大学短期醸造学科へ社会人入学。醸造の基礎を学び、発酵食品の奥深さを知る。 昔ながらの製法を守る家業に価値を感じ、味噌屋を継承。2014年から現職。味噌汁を飲むほっとしたひと時をお届けできたらと思っている。 ―「美活(今さら)始めました」― <文/にらさわあきこ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
にらさわあきこ
NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容について取材・執筆を続ける中、2019年に「美活部」を発足。簡単&ラクに綺麗になるための情報をブログやインスタなどで発信。著書に『未婚当然時代』(ポプラ新書)『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など。インスタ:@akiko_nirasawa_beauty、ブログ:『美活☆365日 簡単&ラク~に綺麗になろう!
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