会社員から漫画家に転身したけど…「卵がたまの贅沢」という32歳女性の貧困
診断は軽度の鬱病。でも後悔はしていない
すると、快く仕事をもらえて感謝する麗奈さん。
「在宅で、データを送ってもらって仕上げをして送り返すだけなので…すごく助かりますね。ですが、彼女の連載も来月終わってしまうらしくて」
アシスタントのギャラでさっそく病院に行った麗奈さんは、軽度の鬱病と診断されたそう。
「とりあえずはやく鬱病を治さないと、面白いネタなんか思いつかないし…連載なんて始められないので、しばらく稼いだお金は医療費に使うしかないですね…」
会社員から専業漫画家になり、現在の状況になってしまった麗奈さんですが…後悔はしていないそうです。
「一度漫画家として良い目を味わってしまったら、なかなか抜けられない。今は鬱病を治す事に集中するしかないですが、漫画家を諦めて普通の仕事につく事は考えたくないですね…」
また漫画家としての返り咲く事を目標に頑張るしかないと、ため息をつく麗奈さんなのでした。
―貧困の沼、転落の淵―
<文/鈴木詩子>
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