毒親のせいで貯金も彼氏も失った…32歳女性の苦悩
毒親でも縁は切れない…
「我が家は親戚付き合いが極端に少ないのですが、それは金銭トラブルを起こしていたから。
両親の代わりに大学の学費を払ってくれた祖父が亡くなる前に教えてくれました。だから、両親には私しか頼れる人間がいなんです。
けど、単なる金づるとしてか見てなくて、それは私が一番わかっています。ただ、そんな親でも私の両親であるのには変わらないので……」
先日も父親から「ひとり暮らしなんてもったいないから実家に戻ってこい!」と同居要請の連絡が来ましたが、仕事を理由にやんわりと拒否。とはいっても今のままでは、これからもずっと搾取され続けてしまうことになります。
「そこはもう半分あきらめています。そういう星のもとに生まれたんだって。とりあえず、今は仕事を頑張って両親にお金を渡しても十分に生活できるくらい稼ぐこと。私には残された道はそのくらいしかないので……」
こうした毒親の存在に悩まされている人は意外と多いようです。家族間の問題なので他人に相談もしづらく、解決の糸口も見えにくい。それだけにとても厄介(やっかい)です。
―貧困の沼、転落の淵―
<文/トシタカマサ>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】トシタカマサ
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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