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妻がW不倫していた…“菅野美穂似”のほっこり妻に秘められた魔性

ぼくたちの離婚 Vol.11 お気に召すまま #1】妻は僕以外の2人の男と同時に不倫していました。男は2人とも既婚者で、2人とも妻と同じ部署の先輩です。片方の男に至っては、彼の妻も同じ部署。つまり、関係者5人中4人が同じ会社の同じ部署に所属する同僚でした」  短く刈り込まれた頭と太い黒縁メガネ、キャイ~ンの天野ひろゆきをもう少しシャープにした印象の木島慶さん(仮名/38歳)は、約8年前の壮絶な修羅場に至るまでの経緯を話しはじめた。 ぼくたちの離婚 Vol.11 #1 木島さんは都内に本社のある全国紙の新聞記者。ノーネクタイ、糊のきいた真っ白なワイシャツにしわひとつないジャケット、磨き上げられて光沢がまばゆい革靴。激務だとついおざなりになりがちな髪、ヒゲ、爪の手入れも、完璧に行き届いている。左手の薬指にはプラチナリング。昨年、再婚したそうだ。

菅野美穂似のほっこりした女性が…

 千葉県出身の木島さんは、都内の一流私大に現役合格して進学。そこで、のちに最初の妻となる典子さん(仮名/現在37歳)と出会う。 「典子は僕が所属していたマスコミ系サークルに、僕が2年の時に新入生として入ってきました。実家は四国の某県で、3人きょうだいの末っ子。お父さんは銀行員で、お母さんは保健師。一家をあげてプロテスタントのクリスチャンで、毎週日曜には家族揃って教会に行っていたそうです」  離婚の3年後にFacebookで偶然見つけたという典子さんの写真を見せてもらった。当時34歳、菅野美穂似の美人だ。色白、黒目がち、たっぷりした涙袋。えくぼがチャーミング。ほっこりした柔らかい雰囲気をまとっており、のちにW不倫を2つも同時進行させるような魔性の女性には、とても見えない。 「いや、魔性の女ですよ。写真で見るとこんなもんですけど、動くと魅力が引き立つタイプです」  その言葉の意味は後で判明することになる。

“2番目に気になった女”だった

 交際アプローチは在学中に木島さんからだったが、ひと目見て恋に落ちて……という感じではなかった。典子さんが1年生の時点では完全にノーチェックだったという。 「僕、ずっと童貞をこじらせていたんです。でも20歳を過ぎてさすがに焦ってきて。2年生の終わりになって、サークルで美人と評判だった同級生にアタックしたんですが、玉砕。それで“二の矢”として目をつけたのが、サークルの1年後輩である典子だったんです。僕は3年生、典子は2年生になっていました」  “二の矢”と木島さんは言った。“一の矢”が外れた結果、次に放つ矢のことだ。 「玉砕した直後、はたと周りを見回してみて、典子って結構いいんじゃないか? と思うようになったんです。サークル内でも“かわいいじゃん”と言われていたのも、僕の気持ちを後押ししましたね」
※写真はイメージです

※写真はイメージです(以下同)

 木島さんは典子さんを美術館や映画に誘い、3カ月後にめでたく交際開始。木島さんにとって生涯はじめての彼女だった。木島さんは卒業後、都内の新聞社に就職。北陸の地方支局に配属されたため、典子さんとは遠距離恋愛状態に。1年遅れて卒業した典子さんは、都内の中堅広告代理店に営業職として入社する。 「遠距離でしたが、月1くらいで会っていたので、さびしくはなかったですね。というか、支局の仕事がめちゃくちゃ忙しかったので、寂しさを感じる余裕もなかったです」  2年後、木島さんは本社勤務を命じられて東京に戻る。典子さんが一人暮らしする部屋の近くに部屋を借りるが、互いの部屋に入り浸ることが多くなったので、木島さんの提案で2007年秋に都心のタワーマンションで同棲をスタート。1年後の2008年末にそのまま結婚した。木島さん28歳、典子さん27歳。……と聞くと、トントン拍子にことが進み、何も問題がないように見える。しかし木島さんはため息をついた。 「今思えば、典子は僕と結婚する気なんてなかったと思うんです。典子は、状況にものすごく押し流される女なんですよ。離婚した後で気づいたことですが」
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浮かび上がる、魔性の一端
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