4年半付き合った彼と破局。同棲解消がこんなに大変だとは
決まらない退去計画
悪口のようになってしまいましたが、ラチがあかないので、10年付き合って関係解消した経験を持つ男性に話を聞くと、「当時は彼女が主導権を握り、それに引きずられるように別れた。自分は落ち込みもあって、考える余裕がなかった」と教えてくれました。
なるほど、彼は落ち込んでいるから応答できないのか…とポジティブにとらえ、それならもう私が主導権を握って行動に出るしかないと思い、まずは内見の予約と、2ヶ月先の退去の連絡も入れてしまいます。
そしてタイミングをみて、彼にもデッドラインと退去にあたっての家財道具について伝えます。「はいはい」程度の返事しかありませんが、改めてLINEでも送っておけばいいやと思い、一旦は進めます。
スーパーファミコンでケンカ勃発!?
2人でいろんなソフトを入れ、主に向こうが遊ぶことが多かったもの。セーブデータが多数残っているので手放したくない気持ちはわかりますが、会話が成立したのはそこだけ…という落胆も。
とにかく喧嘩はせずに別れたいという気持ちがあったので譲ることにしましたが、「同棲解消はただの引っ越しの倍くらい大変」という、さきの10年付き合って別れた男性の言葉をしみじみ思い出すのでした。
<文・イラスト/おおしまりえ>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】おおしまりえ
コラムニスト・恋愛ジャーナリスト・キャリアコンサルタント。「働き方と愛し方を知る者は豊かな人生を送ることができる」をモットーに、女性の働き方と幸せな恋愛を主なテーマに発信を行う。2024年からオンラインの恋愛コーチングサービスも展開中。X:@utena0518
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