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23歳で急死した天才俳優。死の直前に遭遇した俳優が、当時を振り返る

 薬物の過剰摂取により23歳の若さで他界したリヴァー・フェニックス。美しき天才俳優だったリヴァーが亡くなる直前の姿を目撃していた人物がいる。ハリウッドを代表する大スターのレオナルド・ディカプリオだ。  1993年10月、リヴァーが死去する直前、同じパーティーに出席していたというレオ。そこで、長い間憧れていたリヴァーの姿を目撃したというが…。レオが、そのときの「不吉で悲しい」瞬間を振り返っている。
レオナルド・ディカプリオ

レオナルド・ディカプリオ

 ディカプリオは、エスクァイア誌にこう話す。 「僕の世代の偉大な俳優としてリヴァー・フェニックスを崇拝して育ったんだ。いつか握手をしたいと思っていたよ」 「ある夜、シルバーレイクであったパーティーで、リヴァーが階段を上がってきた。『めまい』のシーンのようだったよ。彼の顔に何かがうかがえた。彼には、それまで会ったことがなかったし、いつも会ってみたいと思っていた。どこかで出くわさないかなって思っていた。で、リヴァーが僕の方に歩いてきたから、僕は凍ってしまった。何人かが僕たちの間にやってきて、次に見た時には消えていたんだ」 「『彼はどこへ行った?』って階段を上ったり下りたりして探したけど、彼は、もう『ザ・ヴァイパー・ルーム』へ向かっていたんだね」  その後、リヴァーの死を知ったディカプリオは、当時の気持ちをこう振り返る。 「うまく説明できないけど、彼が僕の前から消え、僕や友達にあれほどの影響を与えた素晴らしい俳優を失った悲劇。どうしたらいいのか、わからなくなったんだ」 「僕たちがいつも話題にしていた俳優だった。ただ僕は握手をしたくて手を出した。だけど前に人が来てしまい、次に後ろを振り返るともう彼はいなかったんだ」

「ジェームズ・ディーンの再来」といわれていたが…

映画『スタンド・バイ・ミー』のDVD。リヴァー・フェニックスは写真左から二番目 ※画像はAmazonより

映画『スタンド・バイ・ミー』のDVD。リヴァー・フェニックスは写真左から二番目

 1970年8月にアメリカ西部のオレゴン州で生まれたリヴァー。10歳よりテレビやCMに出演、15歳で映画デビューした。リヴァーが注目されるきっかけとなったのは、1986年に公開された映画『スタンド・バイ・ミー』。  好奇心から「死体探しの旅」に出た少年4人たちのひと夏の冒険を描いた本作。青春映画として日本でも人気で、なかでも少年の1人を演じたリヴァーはこの映画で大ブレークし、「ジェームズ・ディーンの再来」といわれるようになった。  その後も映画俳優として着実にキャリアを重ね、アカデミー助演男優賞にノミネートされたり、国際映画賞で男優賞を受賞するなど、押しも押されぬ大スターとなった。  ところが、1993年10月、ロサンジェルスのナイトクラブ「ザ・ヴァイパー・ルーム」の前で心不全で急死。ヘロインやコカインといった薬物の過剰摂取による急性麻薬中毒が原因だったといわれている。  菜食主義で、反アルコール、反麻薬を提唱していたリヴァーが、薬物により死亡したという事実は世間に大きな衝撃を与えた。
遺作『ダーク・ブラッド』のリヴァー ※画像はAmazonより

遺作『ダーク・ブラッド』のリヴァー

 当時、撮影途中だったというリヴァーの主演映画『ダーク・ブラッド』は、クランクアップまで約10日を残して中断。しかし、監督の決死の覚悟により、2012年に映画は完成、日本でも2014年に劇場公開された。  こうして映画で演じる姿を見るたびに、その異才ぶりや存在感の大きさを感じさせるリヴァー。それと同時に、80年代を彩った大スターを若くして失ってしまったことに無念さを覚えるファンも決して少なくないだろう。  同じく天才子役といわれた現代の大スター、レオにとってもあこがれの存在だというリヴァー。突然この世を去ってから20年以上たった今でも、映画の名シーンとともに、その姿は人々の記憶に残っているようだ。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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