やせるための食事といえば、カロリー計算が必須! と思いますよね。ところが本書は「カロリーを気にして食べていると、ダイエットすることがイヤになるから、カロリー計算をしません」とキッパリ。

食事のルールは「
シンプル&カラフルを意識する」。これだけです。
「
シンプルとは、調理方法や味つけのこと。調理行程が複雑になるほど、油や調味料をたくさん使うので高カロリーで塩分も高くなってしまい、ダイエットには不向き」。たとえば、トンカツより豚肉のソテーを、煮魚より焼き魚を選ぶ、といったところでしょうか。
「カラフルとは、見た目のこと。
カラフルな料理は、野菜がふんだんに使われています」。なるほど、確かにカラフルな食卓だと目にも楽しくて、ていねいに食べようという気持ちにもなります。
そして、ダイエット中だからこそ大切にしたいおやつ。本書のルールは「
食べるなら、記憶に残るおやつを」というもの。言わずもがな、「
ダイエットの敵は“なんとなく食べ”」。そう、ダラダラ食べているおやつって、まったく記憶に残らず、ただ脂肪になっていくだけ。
だったら、高価なお菓子を少しだけ買って、「おいしかった!」という強烈な記憶にしておくのが賢いやりかただと、本書は説いているのです。
メンタル重視に書かれている本書には、無理難題は一切ありません。ダイエットとは、健康的な身体と生活を学ぶこと。本書を一読し、改めて気づいた私でした。
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小説家・森美樹のブックレビュー―
<文/森美樹>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】森美樹
小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『
主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『
母親病』(新潮社)、『
神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。
X:@morimikixxx