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ヒーロー猫にへんし〜ん!保健所からきた子がバズった変ポーズ

 なんとも言えない表情を浮かべていたり、人間のようなポーズをしていたりする猫の写真はSNS上でバズることも多いもの。筆者もこれまでに、偶然とらえた愛猫写真が予想以上にバズり、びっくりしたことがあります。そこで今回は、過去にバズった我が家の愛猫のレアショットを公開! 猫が見せる多彩な表情や仕草を、ぜひお楽しみください(筆者Twitterアカウント:@yunc24291)。 【過去記事】⇒白猫ちゃん、謎の二足立ち!SNSで人気の「バズにゃん」たち

地球の平和を守るヒーローに変身するニャ

ヒーローにゃん「今からヒーローに変身するんですか?」とツッコミたくなるこの1枚は、ねこじゃらしと戯れる愛猫・レオンをとらえたもの。左右におもちゃを振りながらスマートフォンで連写をしていた時、偶然に撮れたレアショットです。猫背はどこにいったのかと思ってしまうほど見事な2足立ち姿やピーンと伸ばされたおててからは、ねこじゃらしに対する熱い情熱も伝わってきます。  ちなみに、レオンは乳飲み子の頃、保健所に持ち込まれ、保護猫カフェさんに引き出してもらい、我が家にやってきた子。そうした生い立ちがあるからこそ、無邪気に遊ぶ姿を見るたび、命が紡がれた嬉しさを噛みしめています。

ヒゲが大暴れ。ダリの生まれ変わりなの

 猫のヒゲは、横にまっすぐピーンと伸びているもの。…そんな常識をくつがえしてくれたのが、うちのジジさん。 サルバドール・ダリにゃん 凛々しい目力が、高い位置に上がったヒゲのコミカルさを引き立てています。  繰り返すようですが、一般的な猫のヒゲは、横にまっすぐ伸びているもの。ラパーマやコーニッシュレックスといった巻き毛の猫種は被毛と同じようにヒゲもカールしてますが、ジジさんはマンチカン。それなのに、気づくとなぜかいつもヒゲをおしゃれにカールさせています。  写真を撮影した日は「いつもよりヒゲが暴れているな」と思ったため、シャッターを切り、何気なくTwitter上にアップしました。すると、数時間のうちに何千もの人にリツイートされ、人生初のバズを経験することになったのです。  有名画家のサルバドール・ダリを思い起こさせるヒゲの荒ぶり具合から、「ダリねこ」と呼ぶ人も出現し、リプ欄はお祭り騒ぎ状態に。バズったことにより、自分では気づかなかった愛猫のチャームポイントを発見できました。

「み、みちゃってゴメン…」

 猫は犬よりも顔に喜怒哀楽が現れにくい動物だと思われることも多いものです。ミステリアスで掴みどころがない。猫に対して、そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。しかし、共に生活をしていると「感情が漏れてるよ!」と言いたくなる場面に、たくさん遭遇します。  例えば、ジジさんは筆者の入浴姿を覗いてしまった時、目を泳がせ、気まずそうな表情を見せてくれました。 あ、見ちゃったにゃん「私は何も見ていません」と言っていそうな表情はTwitter上で多くの人に笑ってもらえ、ジジさんのかわいさを知ってもらえるいいきっかけになったのです。筆者自身も思わず、こんな絵文字あったなあ…と笑えてしまい、女同士なのに何がそんなに気まずかったのか問いかけてみたくなりました。  そんなジジさんは普段からコミカルな表情や仕草をたくさん見せてくれますが、もともとはペットショップで3万円に値下げざれ、セールされていた猫。サビ猫は、その特徴的な毛色により、猫種としてのチャームポイントである毛柄が綺麗に表れにくいことも多いもの。すると、売れ残りやすく、セールされてしまうこともあります。だからこそ、ジジさんの愛くるしさを知ってもらうことで、サビ猫を「かわいい」と思ってくれる人が増え、毛色や毛柄で命の値段に差を付ける方が減っていけば…と思っています。  SNS上でバズる猫写真の裏には、愛猫への愛情や飼い主さんの想いが溢れているもの。ニヤニヤが止まらないレアショットを収められるのは、それだけ飼い主さんが愛猫を温かく見守っている証拠でもあります。Twitterやインスタグラムに投稿されている1枚1枚のバズ猫写真には、飼い主さんと猫のドラマが詰め込まれているのです。 <文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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