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人手不足の航空会社で働く女性。入社2ヶ月で任された衝撃の仕事とは…

 こんにちは。ライターの高木沙織です。  かつてグラホ(グランドホステスの略、現在のグランドスタッフ)として6年間勤務していた私。みなさんも空港で接する、航空会社の地上職員です。
グランドスタッフの裏話 VOL9

写真はイメージです(以下同)

 当時の話しを綴ったグラホ裏話も第9話。過去の連載であれだけ上司、先輩が怖いと言っていた私ですが、入社1年もしないうちにその仲間入りを果たしました。一体何があったのかお話したいと思います。 【怖い先輩の話】⇒空港グランドスタッフの、美人で怖~い先輩達…「死んだら?」と怒られた大失敗

入れ替わりが激しい業界

 エアラインの求人情報が発表される時期は会社によってさまざまですが、私が勤めた外資系航空会社グランドスタッフはひときわ不定期に更新されていました。多いときなんて年に4~5回か、それ以上あったのではないでしょうか。 「え、今募集が出ているの?」と、エアラインへの就職希望の人にとってはチャンスがたくさんありますよね。今思えば、私がカナダ留学中に求人情報を目にしたのも不思議なタイミングでした。  さて、すでに採用されて勤務をしている私たちのお話です。もちろん、滅多に求人情報をチェックすることはありません。ですが、退職者が2~3名ほど出ると、「そろそろ新人さんが入ってくるね」と採用試験が進んでいると察しがつくようになります。  すると……?

名前を覚えられないプチストレス

名前を覚えられないプチストレス ここで私はため息。失礼な話しですが、人の名前を覚えるのが大の苦手なんです。ただでさえ大所帯。日本人の上司、先輩、後輩だけでなく外国籍のスタッフも多く、さらに名前が覚えられない。日々の業務だってまだまだ覚えることだらけなのに、人が入れ替わることでのプチストレスがありました。プチですよ、プチ。  業務の確認や引継ぎをするときに、名前と顔が一致しなかったり、そもそも名前がわからずなんと呼びかけたらよいのかわからなかったりするから。しっかりと名前を覚えるまでは、目上の人は「先輩」「係長(役職で)」、後輩は「ねぇねぇ」で誤魔化していました。覚えるまではの話しです。

新人なのに新人教育でモヤモヤ

 退職者は毎月1人はいました。大体3~4人の欠員が出ると、そこに新人さんが4~5人入ってくるといった感じ。なので、新人さんがいるのが常です。  その新人さんの座学の研修が明けると、先輩についてチェックインカウンターとゲート業務の現場教育が始まるのですが、教育は大体入社1年前後のスタッフが担当新人なのに新人教育でモヤモヤ 出社後にまずおこなうのがアサイン表のチェックです。その日、どの業務にあたるのかを確認するものですね。基本的には1人での流れが書かれていますが、下に新人さんの名前がある日は一日、業務を教えながら行動を共にすることが決まっています。  その日はもう必死です。だって、自分もまだ新人の枠から抜けられていない未熟な部分があるのに。「先輩、これでいいですか?」と聞かれ、うしろを向いて資料を読み返してから答えることも多々ありました。まぁ、これが自分の勉強にもなっていたんですけど……。当時は余裕がなかったから、そんな風には思えなかった。  それもそのはず。私が新人教育についたのは、なんと入社2ヶ月め。「まだ無理ー!」と心の中で100回くらい唱えましたが伝わるわけもなく。「私が分からないことは聞かないで」とドキドキしていたのをよく覚えています。だって、一応先輩なのに、さらにその先輩に質問してから教えるのって格好悪いじゃないですか。
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私、新人教育に向いていない…
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