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夫婦仲が最悪でも、離婚せずに仮面夫婦を続けるのはアリ?プロの見解

幸せになるための離婚とは?

 夫婦は対話を深めあってこそ。とはいえ「もう無理」と思い離婚するのも1つの選択です。その場合の注意点も合わせて教えてもらいました。 離婚「夫婦関係は対等であること。それができなくて離婚をする場合も、子どもには誠実に向きあって欲しいですね。つまり前向きな理由で離婚することをきちんと伝え、子どもを家族の一員として扱うことです。『私達はこういう理由で別れるけど、あなたの父親と母親であることは変わらないからね。心配なことはなんでも言ってね』と、子どもの環境を全力で守る姿勢を見せることで、子どもを安心させて欲しいのです。こうして子どもと対話をして説明をすること。そうすることで子どもも『大人も色々あるんだなー』という事と同時に、問題と向き合い解決する姿勢を学びます」  ここでも重要なのは“対話”。小さい頃から対話の重要性を身をもって知ることが、後のコミュニケーションにも生かされていきそうです。  この話を聞きながら、私は幼少の頃を思い出していました。  超亭主関白な家だった我が家には対話というものが一切ありませんでした。自分の意見はもちろん、進路も買い物も父親の気まぐれに左右される家。だからこそ、他人や状況は自分でコントロールしてこそと思い込んでいたのです。  振り返ると恐ろしい癖がついたもんですが、皆さんは常に対話が出来ているでしょうか。私はまだパートナーも子どももいませんが、今この瞬間から、やれるよう心がけてみたいなと思ったのでした。 <話を聞いた人> 【よしおか・ゆうみ さん】 ファミリー心理カウンセラー・思春期相談員・プリマリタル(結婚準備)カウンセラー、一般社団法人 日本結婚カウンセリング協会理事。 専門は発達心理学・児童心理学。20年間東京都の幼児教育に携わる傍ら、乳幼児期から青年期までの育ちと自立についての研究を深める。同時に心理カウンセラーの資格を取得し、都内メンタルクリニックの現場にて、思春期・家族カウンセリングの実地研修を受けたのち独立。これまで延べ2万組の親子・カップル相談に関わる。10代・カップル・ファミリー専門相談カウンセリング <文・イラスト/おおしまりえ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
おおしまりえ
水商売やプロ雀士、素人モデルなどで、のべ1万人以上の男性を接客。現在は雑食系恋愛ジャーナリストとして年間100本以上恋愛コラムを執筆中。Twitter:@utena0518
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