美肌に必要な栄養素も聞きました。 「抗老化には抗酸化物がお勧めです。摂取すると、老化の原因となる活性酸素を除去してくれるからです。 　代表格は“ビタミンACE”と呼ばれるビタミンA、C、Eです。かぼちゃ、ブロッコリー、ピーマンやパブリカはこの3種類全てがそろっています。ビタミンD群（きのこ類やイワシ等）、良質なたんぱく質（肉、豆腐や大豆などの豆類等）、リコピン（トマトやスイカ等）、ポリフェノール（ぶとうなどのベリー系）、発酵食品（味噌、納豆等）なども積極的に摂取しましょう。 　抗酸化物が体内に多量にあると、活性酸素から肌を守ってくれます。体内に常に抗酸化物が蓄積されていることが、美肌への近道です。ただし、抗酸化物は体内に蓄積できないため、毎日摂取することが重要です。こまめに補給し続ければ、日焼けしづらい肌を手に入れることも可能です」 【髙瀬聡子（たかせ・あきこ）】 皮膚科医。美容皮膚科「ウォブクリニック中目黒」総院長。化粧品「アンプルール」の研究開発も行う。雑誌、テレビ出演などで活躍中。著書は『「ゆる美容事典」「ほどほど」「ズボラ」で美肌を手に入れる』（講談社）、『気になるパーツのスキンケア2週間速攻メソッド』（宝島社）、『「いちばんわかるスキンケアの教科書」～健康な肌のための新常識～』（講談社、予防医療コンサルタント・細川モモ氏と共著）などがある。 ＜文／内埜さくら＞ ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】