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『テラスハウス』男女の国語力に衝撃。ダルい、クソ、チル…で会話する人達|辛酸なめ子

「心で返事しちゃうタイプ」

 彼の将来の夢はマーベルのヒーローで、イラストも描いてみたいという漠然としているバイト男子。デートでパンケーキを食べに行き「プレーン」というメニューを見て、原材料は「プレーン」だと思い込んだり、年上のケニーに「甘え気質」だと指摘されると「甘い?」と聞き返したり、天然ボケなのでしょうか。イケメンだと許されるのが不思議です。  尊敬する坂本龍馬について「自分が危ないとわかってるのに、自分の足で歩いて仲直りさせた」と、流佳なりの言葉で説明していたり、努力しようとしているのは伝わります。 テラハ1国語力がヤバい男子・流佳 憧れの香織をデートに誘うときは「俺も絵が描きたい。絵具……絵具じゃなくて絵の道具、一緒に買いに行きたい」と誘っていました。画材を絵具と表現するのははじめて聞きました。  なついてくる流佳のことを香織は「かわいくて養いたい」と言っていましたが、男性としては見られないというか、次元が合っていないようです。  会話していて黙ってしまう流佳に対して、「困った時にうーんってなっちゃうじゃん。あれっこの話題話していいのかなって」と、疑問をぶつけたら「俺、結構心で返事しちゃうタイプ」と、流佳。
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雨の日の送迎☔️優しいありがとう👍🏼

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 思わず「声に出そ」と忠告した香織ですが、「俺ねえ、会話中考えるじゃん。考えついて言おうと思ったらもう会話が進んでるの」という流佳の返事に、これ以上詰めたらまずいかもしれない、と何か察した風でした。  テラスハウスの国語力に対して甚大な破壊力を持っている流佳。きっと右脳派というか感覚で生きているのでしょう。まだ二十歳、実はすごい天才肌で今後ブレイクするかもしれないと、ルックスが保たれるのを祈りつつ、温かく見守っていきたいです。 <文&イラスト/辛酸なめ子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
辛酸なめ子
東京都生まれ、埼玉育ち。漫画家、コラムニスト。著者は『辛酸なめ子と寺井広樹の「あの世の歩き方」』(マキノ出版)、『辛酸なめ子の現代社会学』(幻冬舎)、『女子校育ち』(筑摩書房)など多数。
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