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「あったかインナーはどれも一緒」じゃない。知っておきたい選び方

あったかインナーの種類

「あったかインナー」「冬用インナー」とひとくくりにしても、種類があります。 本当に使える!冬を乗り切るあったかインナー ヒートテック 発熱インナー ヒートインナー・発熱インナー(吸湿発熱加工が施されているものも) ・発熱綿インナー ・綿インナー 【発熱インナー】  最初に説明をした、汗に反応して発熱をするものです。化学繊維が多く使われているので暖かく、様々なメーカーからいろいろな形が出ています。ただデメリットとして、発熱インナーによる乾燥肌の方が続出しています。 原因としては、 ・化学繊維が多い ……化学繊維は摩擦による静電気を起こしやすく、乾燥もしやすいです。 ・吸湿発熱機能 ……汗をたくさん吸ってしまうので、その分水分を奪われてしまいます。お肌が弱い方、すでに乾燥肌の方は保湿クリームを塗ってから着用をしたり、この後紹介する綿インナーにするなど、工夫をして予防をしてみてください。 【発熱綿インナー】  綿素材の商品に発熱加工をしているもの、発熱効果のある綿を使用しているものがあります。元の素材が天然素材なので、化学繊維のものに比べるとお肌に優しいです。デメリットとしては、少し乾きが遅かったり選べる形が少なかったりします。……が、だんだんと商品の種類が増えてきています。  発熱効果がある綿というのは、加工をしていない状態で「発熱」の基準値を満たしている綿のことです。 【綿インナー】  綿100%のインナーは、発熱こそしませんが、化学繊維が入っていない分初めて触るときからふんわりと暖かいです。シルクだと少しひんやりしますが、だんだん暖かくなります。  天然繊維はそれだけで空気や水分を含みやすいので、体温調節はしやすいです。発熱機能はないので、あくまで「一枚多く着ている」という感覚ですが、ないよりは暖かいですし何より通年着ることができます。  化学繊維の強みの、「乾きが早い」「よく伸びる」などの機能はなくなってしまうものの、伸びに関してはリブ(凹凸する編み方)になっているものや、ポリウレタンが5%でも入っていたりするものだと着やすく、フィット感がアップします。  冬に出ているものだと、そう言った工夫をされているアイテムも多いのでぜひみて見てください。

あったかインナーにも相性あり

「あったかインナー」を一口にオススメするのは簡単ですが、暖かく感じるのにも個人差があったり相性もあったりするのでぜひ自分はどんなものが合いそうなのか、素材を見てみたり加工についても店員さんに聞いてみてください!  次の記事では、オススメのあったかインナーについてご紹介をしていきます!! <文・イラスト/ちーちょろす> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
ちーちょろす
下着の魔法使い。販売員時代の知識を活かして、下着で自分に魔法をかけるための知識をnoteTwitterYouTubeで発信中。特技はサイズを当てること。趣味は下着屋さん巡り
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