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有名女優が告白「元夫との生活で、薬物とアルコール依存になった」過去

 9月に暴露本を出版し、15歳のときに受けたレイプ被害や元夫との夫婦生活など、自らの過去を赤裸々に語ったデミ・ムーア(56)。本のなかでは、元夫アシュトン・カッチャーの浮気癖も明かされていたが、なかでも衝撃的だったのが「グーグルアラート通知で夫の浮気ニュースを知った」という事実だ。  それでも、当時の夫に“中毒”だったというデミ。いつしか3人の娘との間にも溝ができてしまったという……そんな母を近くで見ていた娘たちは、一体何を想っていたのだろう?
デミ・ムーア

デミ・ムーア

 2005年から2013年にかけてアシュトンと結婚していたデミ。アシュトンへの想いが強すぎて、自分から3人の娘をつき離してしまったのだという。  2度目の結婚相手であるブルース・ウィリスの間にできた3人の娘ルーマー、スカウト、タルーラについてこう話す。 「中毒と共依存、つまりアシュトンへの中毒はおそらく壊滅的だった。本当に私の感情が全てそちらに注がれてしまったから」  また、アシュトンとの結婚生活の中で、アルコール依存症と薬物依存症を再発させてしまっていたことについて、こう振り返る。 「大人になってからはほとんど、しらふでいたんだけど」
アシュトンと結婚していたころのデミ

アシュトン(左)と結婚していたころのデミ(右)。中央が三女のタルーラ
※2007年撮影(C)Starstock

 ではなぜ、また飲酒してしまったのかと聞かれると、デミはこう答えた。 「理想の女の子になりたかったの。勝手にストーリーを作り上げてしまった。アシュトンは一緒にワインを飲んで楽しめる相手がほしいんだろうってね。でも、私がまた飲み始めてしまった原因は、彼ではない。私は自分以上の誰かになりたかった。そして闘うことをあきらめてしまったのよ」  そんな母親を近くで見ていた子供たちはどういう想いだったのだろう?  3女で現在25歳のタルーラは、デミがまた飲み始めた時にはまだ9歳で、当時は自分の存在が忘れられてしまったかのように感じていたそうだ。

「自分が忘れられたと感じた」娘たちが語った苦悩

 このたび、ジェイダ・ピンケット・スミスの人気番組『レッド・テーブル・トーク』に母デミ、姉ルーマーと共に出演したタルーラ。当時をこう振り返っている。 「家族の誰も、(依存症が)再発したことについて触れなかった。私はどうしていいかわからなかった」 「あの頃、アシュトンと母の行動を見ていた。自分が忘れられたと感じたし、母が私を愛していないって思い始めて、それを信じていた。母は100パーセント私のことを愛しているとわかっているけど、あの時は傷ついていたわ」  長女のルーマーも、姉妹は当時、母親から拒絶されているように感じていたと告白した。  そして、そんな母を苦々しく見つめていた娘たちも自ら問題を抱えるように。タルーラは、14,15歳で酒と薬を覚え、飲酒により逮捕されたことも。次女のスカウトも、飲酒で逮捕されたことがある。  だが数年前には、そうした問題を克服したことをSNSで明かしている。  ルーマーは「しらふになって半年になるお祝いをしたの」と投稿、具体的なことは書かれていなかったが、なんらかの問題から脱却できたことを示唆した。  タルーラも、若いころに発症した醜形恐怖症や摂食障害を克服し、リハビリ施設で治療を受けてからは薬物やアルコールとも決別できたとしている。  アシュトンとの結婚生活で疲弊して酒におぼれ、奇行に走る母デミに反発していた娘たち。そして、意外にも元夫のアシュトンと仲が良く、離婚後も交流を続けていた娘たちと距離を置いていたデミ。  しばらくの間不仲だったといわれた母と3人の娘たちだが、最近はわだかまりも消えたようで、母娘で一緒に外出する姿が目撃されたり、SNSに登場したりすることも多い。  また昨年8月には、ルーマーの30歳の誕生日会に家族が集結。SNSで公開された写真には、父ブルース、母デミ、3人の娘が笑顔で写っていた。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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