繁忙期を過ぎても話す仕事は変わりません。まぁ、若干喉は楽になりますが。 　私の場合は退社する年には喉が炎症を起こすことが増えていて、しょっちゅう声がかすれていました。これは、ラウンジの仕事を手伝っていたある日。 　控え室にいたときのことです。今までに感じたことのないくらい体がガタガタ震えて、自分では止められないほどの異常な寒気に襲われました。自分の体がこんなにも大きく揺れることがあるのかと怖くなったくらい。 　異常事態に気付いた同僚から、「高木さん、顔が真っ白だよ」と言われ、そこからはもう椅子から立ち上がることも自力で歩くこともできる状態ではなくなり、車椅子に乗せられ、母親に迎えにきてもらい、病院へ直行。 　検査の結果、喉の強い炎症からくる発熱でなんとその日は入院。 　当時は20代半ば。「ちょっとくらい無理をしても大丈夫」、と食事も適当だったし、体にいいこともさほどしていなかったから自業自得ですね。 　同僚もよく声を枯らしていたし、そこから風邪をひいてしまう人も少なくなかった。やはり喉って大事。 　今、喉が痛いかもという人は悪化させないようにくれぐれもお大事にしてくださいね。 ＜文／高木沙織＞ ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】