おじさまとセックスをして、本気になっていったあなたは彼と別れる選択をします。あなたは年齢差を気にせず付き合っていこうとしますが、親しくなってもおじさまは何かと上から目線です。それが嫌で言い合いになることが増えると、おじさまは忙しいことを理由になかなか会おうとしなくなり、しばらくして縁切り話を切り出してきます。「
○○ちゃんには、俺みたいなおじさんじゃなくもっといい人がいるよ。俺の人生のアルバムの一番素敵な1ページを飾ってくれてありがとう」

あまりにもクズな言いぐさに涙もこぼれません。でもその時、あなたのお腹には新しい命が宿っていました。それは、おじさまの子かもしれないし、別れた彼の子かもしれません。悩みに悩んだ挙句、どちらの男にも告げることなく産む決心をし、シングルマザーで両親の助けを借りながら育てていきます。
物心ついた息子が、死んだことにしている父親について聞いてきます。「
僕のお父さんてどんな人だったの」あなたは、おじさまと彼を思い浮かべ、彼との思い出を話します。実際、その子は大きくなるにつれどんどん彼に似てきます。顔つきだけではなく、ふとしたときの優しさが。
チャンチャン。長いこと僕の妄想話にお付き合いいただきありがとうございます。
どちらも僕の創作ですがどちらのバージョンでも、あなたがおじさまとセックスをすることで物語が動き出すようになってます。
あなたが、おじさまとセックスをするかどうかは、すごく重要な分岐点になります。あなたはときめいていると言っていますが、そのときめきは淡い恋心なのか、その正体はただの性欲なのか、どちらだと自覚しますか。

性欲がふしだらだと言いたいわけではありません。ですが、取り扱いが難しいのが性欲です。性欲は欲の一種ですから、自分本位に快を求めます。一方純粋な恋心は、相手のことを思い浮かべ、相手のために何かをしてあげたいという利他の気持ちになります。長い関係を築いていくには、欲だけではなく利他の心も必要です。ただ、欲の方が瞬間的な喜び(悦び)は大きく、そちらに生きがいを感じることが多いです。
ではこの観点であなたを見て、おじさまには欲で、彼には利他の心かと言うとそうではなさそうです。どちらにも欲でしょう。だから僕は冒頭で言ったのです、わがままではなく欲張りだと。
人一倍欲深い僕が、人一倍欲に流されて生きてきて感じるのは、求め続ける限り満たされる事はないんだということです。かといって
欲は無くそうと思って無くせるものではなく、ある程度満たしたという実感を手にしないと未練が残ります。やり切ったとどこかで思えると、その欲からの卒業を迎えられます。
どうすればいいのか?
取り返しがつかないまで行かない程度に痛い目を見ましょう。それしかありません。そういった意味で、一度きりの人生だから、やりたい事はやりつつ、取り返しがつく程度に留めておく必要があるのです。(命ある限り、どんなことでも取り返しがつきます。)