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美空ひばりの長男、資金繰りの苦境続く。二世たちの悲喜こもごも8選

父が佐藤浩市、祖父が三國連太郎の寛一郎 話題作で好演

 2019年に大ヒットした冬ドラマ、木村拓哉主演の『グランメゾン東京』で、レストラン・グランメゾン東京のアルバイトで、葛藤しながらも成長していく若者・芹田公一役を演じた寛一郎。  ゴールデン帯の連続ドラマにレギュラー出演するのはこれが初めての若手俳優ですが、実は父が佐藤浩市、祖父が三國連太郎という俳優一家で育ったサラブレッド。しかし、親の七光りに頼りたくないという思いから、芸名はあえて佐藤という名字をとって寛一郎にしたそうです。  どうしても背後に親の顔がちらついてしまうのが二世の宿命。最近は、親の色を消したいと考える二世俳優は多いようです。

水谷豊・元キャンディーズ伊藤の七光に頼らない趣里

 映画『生きてるだけで、愛。』で主演に抜擢され、菅田将暉との共演が話題になった女優・趣里も実は二世。  父親は俳優の水谷豊、母親は元キャンディーズの伊藤蘭です。しかし趣里も親の七光りとして売り出されることを固く拒んでおり、取材を受ける際に親の名前を出さないことを条件にしたりと“二世隠し”を徹底。  昨年はドラマ「モトカレマニア」でフジテレビ系地上波ドラマに初出演を果たすなど、着実に活躍の幅を広げています。

木暮武彦・チエ・カジウラの長女、杉咲花 NHKドラマで大活躍

 2020年度後期のNHK連続テレビ小説『おちょやん』のヒロイン役を射止めた杉咲花も、両親ともに著名人。父は元『レベッカ』の木暮武彦で、母は歌手のチエ・カジウラというアーティスト一家で育ちました。  しかし杉咲も親の七光りに頼りたくないという思いからか、表立って両親のことを語ることはありません。それでも、朝ドラ『とと姉ちゃん』や大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』などに出演し、実力派若手女優へと成長していきました。

大竹まことの長男はTV出演もする敏腕芸能マネージャー

 一方、こんな二世も。大竹まことの息子である大竹涼太氏は、プロダクション人力舎の社員を経て、現在は父も所属する事務所ASH&Dコーポレーションで、芸人の阿佐ヶ谷姉妹のマネージャーを努めています。  芸能事務所の社員ながら『ゴッドタン』(テレビ東京系列)の人気企画「マジ歌選手権」に出演したりと、テレビへの露出も多いという異色な存在。30代中盤から芸人としての活動を本格させた阿佐ヶ谷姉妹を、見事ブレイクに導いた敏腕マネージャーです。  両親が有名人である二世芸能人たちの人生は、良くも悪くも常に注目の的。今後も、新たに誕生していくであろう二世スターたちの活躍を見守りたいですね。 <文/満知缶子> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
満知缶子
ミーハーなライター。主に芸能ネタ、ときどき恋愛エピソードも。
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