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なぜか新婦一人だけのウェディング撮影。そのとき新郎は?

 こんにちは。おまみこと、長谷川真美です。6年のウェディングプランナーの経験を経て、式場専門のコンサルタント、プランナー養成講座の主催、フリーランスのウェディングプランナーをしています。
結婚式 新婦 ウェディングドレス

写真はイメージです(以下同じ)

 結婚式当日より前に、ドレスや和装を着て撮影する前撮りですが、この前撮りには様々なメリットがあります。当日より先にドレスを着ることで裾のさばき方や歩き方に慣れることもできますし、プロのヘアメイクスタッフにメイクもしてもらえます。当日とは異なるメイクにすることもできるので、違うスタイリングも楽しめます。また、結婚式当日とは違う季節に撮影をすることで、四季折々の景色を楽しむことができます。その写真を当日のウェルカムボードにすることもできます。このように、様々なメリットがある前撮り。新郎新婦揃っての撮影がほとんどですが、今回は、新婦おひとりで撮影されたエピソードです。

初めて担当した「新婦ひとりだけの前撮り」

 前撮りの前日、私は、撮影用の衣装が納品されているか、ブライズルームへ確認に向かいました。「あれ? 新郎の衣装がない……」と納品書を確認しました。でも、納品書にも新郎衣装の記載はありません。ますます「なんで?」となり、ドレスショップに確認すると「そのお客様、ご新婦のみでの撮影です」と言います。  ドレスショップのスタッフも「何度もおふたりお揃いがいいのでは? と伝えたんですが、ご新婦おひとりがいいようで……」と戸惑っている様子でした。ただ私は、「念のためにご新郎の衣装もご用意いただいてもいいですか? 明日、ご新郎も来られるなら『やっぱり撮影してもらいたい』となるかもしれないので」と伝え、急遽新郎の衣装も用意してもらうことにしました。

アイドルの撮影会さながらに盛り上がるふたり

結婚式 新婦 ウェディングドレス 翌日、再度新郎にも確認しましたが、返ってくるのは「いえ、僕は大丈夫です」との言葉ばかり。これ以上無理にすすめるのもよくないと思い、結局新婦おひとりでの撮影になりました。新婦の支度が整うと、「わー。私、すっごくかわいー!」「〇〇ちゃん、かわいー!」と、新郎新婦はふたりで大盛り上がり。  いざ撮影が始まると、カメラマンが指示するまでもなく、新婦はアイドルさながらのポーズで唇を尖らせたり、両手を頬にあててみたりと、見ているこちらが照れてしまうほど。これは前撮りというより――そうだ、「撮影会」! 私は初めての光景にたじろいでしまいましたが、楽しそうな新婦と、その新婦を嬉しそうに眺める新郎を見て、「幸せそうだし、まぁ、いいか」と思っていました。
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新婦だけの前撮り写真ををウェルカムスペースに
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