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『天気の子』全米公開でスターウォーズ抜き2位の快挙。Twitterトレンド入りも…

特別公開時点で全米2位、6日間で興収5億円超え!

 現在、アメリカでは英語字幕版と吹き替え版の2バージョンで公開されている『Weathering with You』。  特別上映が始まった1月15日と16日には、なんとあの『スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け』を抜いてボックスオフィス2位を記録する快挙を2日連続で達成し、2日間の興行収入は約300万ドル(約3億3520万円)になりました。限られた都市・時間帯での上映でここまでの成績を収めるなんて、まったく凄すぎる!としか言いようがありません。  また、20日の月曜がアメリカの祝日のため、3連休となった週末を含む6日間の興行成績も、500万ドル超え(約5億5630万円)の13位と大健闘しました。
 残念ながら、アカデミー賞にはノミネートされなかった本作。興行的にここまで好調だと、同じ理由でアカデミー賞の外国語映画賞だけでなく作品賞にもノミネートと言われている『パラサイト 半地下の家族』(全米公開2019年11月8日)のように、「あと少しだけ全米公開が早ければ、もしかしたら?」と妄想せずにはいられません。  とはいえ、“アニメ界のアカデミー賞”と呼ばれる、国際アニメーション映画協会が主催するアニー賞では、インディペンデント部門の脚本賞と監督賞にノミネートされている『Weathering with You』。授賞式は現地アメリカ時間の1月25日(土)。この勢いに乗ってぜひとも受賞していただきたいものです。 Sources:「Los Angeles Times」 「Washington Post」「AV Club」「Indie Wire」「New York Post」 <文/橘エコ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。
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