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脈アリだった“ハイスぺ男性”に告白スルーされ…理由にトホホ

 バレンタインに好きな人へプレゼントをして、ホワイトデーにお返しがあったら、誰もが期待してしまいますよね。
弁護士 男性 会社員 会議 打ち合わせ

写真はイメージです(以下同じ)

「私は、ホワイトデーが幸福の絶頂で、その後はもう天国から地獄ですよ……」

飲み会で知り合った法律事務所勤務の男性

 今にも泣き出しそうになりながら、口を開いた会社員の友里さん(仮名・23歳)。いったい、どういうことなのでしょうか。 「好きになった男性、藤田さん(仮名・35歳)とは、昨年、友人が開催した飲み会で知り合いました。藤田さんは法律事務所で働いているとのことで、見た目からして知的な印象。当時は新卒で社会人になったばかりの私にとっては、大先輩、という感じで、最初は話しづらかったです。でも、いざ話してみると、気さくでとてもいい人で、趣味も合うし、住んでいるところもたまたま近かったんです。すっかり意気投合し、連絡先を交換して、飲み会後も、ちょくちょく2人で食事に行く関係になりました」  2人で会う機会が増えていくうちに、藤田さんに惹かれている自分に気が付いたという友里さん。

チョコのお返しは、行きたかったお店でのデート

「藤田さんに彼女や奥さんがいないことは聞いていたので、バレンタインの日に、おもいきってデートに誘ってみたんです。そうしたら、OKしてくれて。平日だったので、お互いの仕事終わりに待ち合わせし、食事をして、チョコを渡しました。手作りだから重たいかなとも思ったのですが、その日別れてすぐに、藤田さんから『チョコ、本当にありがとう。すごくうれしかったよ』とLINEが来たんです」  これはもしかしたら脈アリかも、と思ったという友里さん。そして、藤田さんが脈アリであることを、ホワイトデーに確信します。 「『3月14日に、どうしても会いたい』と藤田さんからLINEがあって。もちろん会うことにしたのですが、当日、前から行きたいと私が言っていたお店を、予約していてくれていたんです。おまけに、恥ずかしそうに『これ、ほんのお返しの気持ち』とお返しを差し出され、私も照れながら受け取りました」  しかも、あとで開けてみたところ、なんと有名ブランドのネックレスだったそう。友里さんが勘違いしてしまう種はそれだけではありませんでした。

「そろそろ真剣な恋愛がしたいな…」

ホワイトデーのデート「食事中も、『そろそろ真剣な恋愛がしたいな』と藤田さんが言ったので、『私とかどうですか』と言うと、『……うん、それも考えてる』と、またもや恥ずかしそうに言われたんです。これで脈アリだと思うな、というほうが無理ですよね」  そこで、2人の関係性をハッキリとさせたいと感じた友里さんは、藤田さんを食事に誘い、そこで改めて告白することにしました。 「ストレートに『私と付き合ってください!』と言ったんです。もちろん、めちゃくちゃ緊張はしましたが、正直、いけるだろうなと思いながらの告白でした。ところがなんと、『えっ、俺? それはないよ。〇〇(飲み会のほかの参加者)のほうがよくない?』と、あっさりかわされてしまって。  あまりのショックに、つけていったネックレスを見せて、『じゃあ、このお返しはなんだったんですか?』と、おもわず聞いてしまいました。藤田さんはあからさまに困った表情をすると、『まあ、とりあえず今日は解散しよう』と言って、逃げるように帰っていきました……」
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後日分かった驚きの真実とは…
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