キムタクに似せるために元木さんが普段からしていることがあれば教えてもらえますか?

元木敦士さん
「それはもう日々研究ですね。セリフもドラマを一回見たら、さらにもう一回見てこれかっこいいなと思ったら止めて何度もブツブツ言ってみるんですよ。
こういう研究は高校時代からやってることなんで、いわば趣味みたいなものなんですよね。全く苦にならない。やっぱり僕は凄い木村拓哉さんが好きなんで。それだけなんですよ」
元木さん的に「この木村拓哉が一番好き」っていうのはあるんですか?

キムタクのハンバーガーの持ち方を真似する元木さん
「ルックスや全体的なカッコ良さはもちろんあるんですが、あの方の場合は『
そんな細かいところもカッコいいんだ』って思わされるのが凄いんです。どうしても僕がまねできない部分です。
例えば、今やってるCMだと
ハンバーガーを指に挟んで持つとか。映画でアイスコーヒーの底を持っていたりとか。ポイントポイントでのカッコイイ仕草、これに魅了されちゃうんです」

なるほど、つまり元木さんの原動力は「キムタクのファンである」ことが根底にあるわけですね。
「そういうことです。
服も当然、木村さんがドラマで着ていた衣装を探して買ってます。テレビ番組なんかでキムタクっぽい服を用意してくださいって言われても全く問題なし。全部自前でいけますね」
えっ、今着ていらっしゃる服も自前なんですか? キムタクの衣装なんて凄く高そうなイメージが……。
「今着てるのは『グランメゾン東京』の衣装で2着で5万円くらいです。
買うことは決めてたのに、値段を見て20分くらい迷いました。でもスーパースターの木村さんの服ですから……そう安いものではダメだろうと決断しました」
ちなみに、これまで購入された中で一番高かった衣装って何ですか?

「
アイスホッケーのドラマ『プライド』(2004年・フジテレビ系)の衣装です。これがプロテクターからユニフォーム、ヘルメット、アイスシューズ、スティック一式で32万くらいしました。カードで20回払いしてどうにか払った感じなんですけど。でも、まったく同じものが着たかったので後悔はありません。
それまでは次のドラマが楽しみでならなかったんですが、プライド以降は衣装何くるんだろうって不安があって。でも今のところそこまでのものはないかな?」

『教場』のモノマネ
そうですね。スーツとか普段着が多いイメージです。
「なので、今後新しいドラマが始まった時にちょっと変わった設定のものが出たら『アイツ困ってるだろうな』って思い出してください。一番来たら困るのは……宇宙飛行士かな。あとはファンタジー系も怖いですね」