原因は、相手が同居している母親が、有名なお嬢様学校卒で、優しくて、家事を始め、何でもできる女性だったそうです。そのため、仕事を続けたい有香さんは、
結婚したら家事も完璧にこなさなければならないのではという強迫観念にかられて、断ったというのです。
「もったいない相手でした。その後は、お見合いしてもおつきあいまで至らないことが増えています」
最近では「1年婚活をやったら、やめる」とか、「私は結婚しなくてもいいのかも」と、結婚に対する意識がぶれているそうです。
江原さんは「
高スペックを譲れず、婚活が進まない女性は、そもそも結婚に関しての切迫感も無く、覚悟も無いと感じます」と手厳しく分析します。「婚活するのは、周りがみんな結婚しているからとか、漠然な将来の不安からというのは、結婚に対する意識が薄いといえます。結婚はゴールではなく、そこからがスタート。この意識をしっかり持つことが大事です」
自分の人生は、相手次第ではないと江原さん。自分で自分の人生に責任を持ち、自分を幸せにしてあげる。そうすれば、相手に恵まれるのですね。
<取材・文/夏目かをる>
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