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『スカーレット』に何人も出没。“実は朝ドラの常連”な俳優たち

自然な関西弁が重宝。常連は大阪制作の朝ドラが多い

 朝の連続テレビ小説は、前期が東京・後期が大阪制作と交互制作の体制ですが、なかでも大阪制作の作品に常連さんが顕著にみられます。  三林さんを筆頭に、かつて子役として活躍した森田直幸さん(『ふたりっ子』『ちりとてちん』など8作品に出演)や、役名なしの出演も入れると最多出演の南条好輝さん(『ええにょぼ』『カーネーション』『わろてんか』など12作品)の出演作は、ほぼ大阪制作の朝ドラです。
連続テレビ小説「スカーレット」オリジナル・サウンドトラック

連続テレビ小説「スカーレット」オリジナル・サウンドトラック

 他にも関西の劇団・遊気舎の元看板女優として名高い楠見薫さん(『ふたりっ子』『あさが来た』など7作品)、2011年の『カーネーション』から5年連続で出演した宮嶋麻衣さん(他『ちりとてちん』『わろてんか』)もNHK大阪制作の朝ドラでよくみられる顔です。  大阪制作の作品は関西地方が舞台の作品が殆ど。したがって出演者も関西弁を自然に話すことが出来る人が求められます。また、撮影収録も大阪で行われるため、関西地方を中心に活躍する役者さんの方が起用しやすいというところがあるのでしょう。

『まんぷく』塩軍団にも隠れた常連が

 他、隠れた常連で言うと『まんぷく』に登場した塩軍団の一員で、ヒロインの母・鈴さん(松坂慶子)とのコンビ(?)で人気者になった赤津裕次郎役の永沼伊久也さんも『スカーレット』の稲葉五郎役の出演で4作品めになりました。まだ20代の俳優さんなので、これからもどんどん出演作を伸ばして行きそうですね。  また、禿げ頭を隠した長い髪の毛に息を吹きかけるネタでお馴染みの漫才コンビ・海原はるか・かなた師匠も、『あさが来た』や『マッサン』など多くの作品に顔を出す常連。  はるか師匠は複数の作品で写真屋の役として出演するなど、朝ドラファンには隠れキャラとしてお馴染みの存在です。 ======  作品自体につながりはなくとも、「出産をした掛井先生の奥さんは(『ひよっこ』で尾上さんの妻役の)佐藤仁美さんで想像してる」「赤津はたちばな塩業を辞めた後、陶芸家になったんだ!」など、SNSでは作品と登場人物をからめて楽しんでいる人もいます。  また、数年前には端役や子役だった役者さんがどんどん重要な役になっていくのを見つめるなど、成長を楽しんでいるファンもいます。常連の脇役にも目を向けるのもこれからの新しい朝ドラの楽しみ方のひとつなのかもしれませんね。 <文/小政りょう>
小政りょう
映画・テレビの制作会社等に出入りもするライター。趣味は陸上競技観戦
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