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新型コロナで結婚式を延期・中止したら、お金はどうなるの?プロに聞いた

予期せぬ事態のための「結婚式保険」

 今回は、予期せぬ緊急事態でもありますが、ウイルス以外でも結婚式は半年前~1年前にかけて予約をされる新郎新婦がほとんどのため、想定できないケースが起こることもあります。何事もなく無事に当日を迎えられることがいちばん望ましいですが、たとえば、新郎新婦のいずれかが予期せぬ病気(特に多いのは、インフルエンザ)にかかる、入院が必要な事故に遭う、またご家族に不幸がある……など、結婚式直前に起こってしまう可能性もあります。 病院 入院 また、式場が規定している運営規約には、結婚式当日にゲストが式場の備品、什器を破損した場合や新郎新婦自身がレンタルしている衣装を破損した場合などの弁償についても明記されていることがほとんどです。こういった予期せぬ事態のために、最近では「結婚式保険」に加入される新郎新婦も増えています。  こちらの保険は、比較的少額で入れる保険であるため、近年では人気が出ていますし、おすすめするウェディングプランナーも増えているのが実状です。加入条件は、保険会社によって異なりますので、各式場プランナーに確認する必要がありますが、「もしも」の事態を考えれば、かなりおすすめできる保険です。

保険の加入は式場決定と同タイミングで

 注意しなければいけないのは、その加入時期です。できれば、式場を決定して申込と同時に、加入することをおすすめします。保険ですので当然審査がありますし、そのための期間は少なくとも2週間を要します。挙式当日から45日前までなら加入が可能ですので、その時期を過ぎてしまわないように早めに加入することが賢明です。  結婚式は何事もなく迎えられることがいちばん望ましいですが、晴れの日が残念な1日とならないよう、万全を期して迎えていただきたいと思います。そして、今回のコロナウイルスの影響で新郎新婦のみなさまが、どのようなご判断をされたとしても間違いではないと思います。また、ご招待された方々もおふたりの未来が明るくなることを望んでおられると思います。佳き日を迎えられることを願います。 <文/長谷川真美> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
長谷川真美
株式会社OMエンタープライズ代表。ウェディングプランナー、式場専門コンサルタントを経て経営コンサルタントに。起業女子に向けたブログを運営。Instagram:@om_enterprise.0222、Twitter:@omenterprise
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