自分のお金のクセ、把握してる? 浪費を減らすために気づくべきこと
【おおしまりえの幸せな人生の迷い方】
恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。
諸事情により貯金なし! 浪費癖あり! もちろん養ってくれる相手もなし! そんな触れ込みから始めた今回のお金の話。
ファイナンシャルプランナーでコラムニストの西山美紀さんに話を聞くまで、「マネーリテラシー(お金の知識)」という言葉にはとてつもなく崇高なイメージがあったし、また浪費をする自分に対して、大きな罪悪感を抱えていました。それによって「私にはお金の才能がない」「お金は怖いものだ」と思っている自分にも気づきました。
なんとなくお金を取り扱う能力は才能だと思っていましたが、どうやらそうでもないらしい。だからこそ、目指したいのは「完ぺき」ではなく「自分らしさ」なんだなということを痛感。
振り返りをしながら気づくのは、意外に1つ1つのテクニックは重要ではなく、「自分のお金のクセ」を項目別に知ることと、それを引き起こす自分の心の動きの大切さについてでした。
お金を使うときや稼ぐとき、その人のクセが見えやすいものです。しかし、その奥にある心の動きまでは把握できていないことが多いです。
たとえば「疲れたらネット通販してしまう」というクセは把握できても、「なぜ疲れるとネット通販するのか?」という心の動きには意外と注目できていません。
また、「マネーリテラシー」という単語でひとくくりにされがちなお金の知識ですが、「稼ぐ」「使う」「増やす(投資や社会保険など)」「貯める」といった側面に分かれています。「貯金したい」「稼ぎを増やしたい」といった悩みを解決させるには、自分のクセを知りつつ4つの側面のいずれかを改善させる必要がありますが、項目ごとに見ると、“自分のお金の癖”が浮き彫りになってきます。
例えばおおしまの場合
稼ぐ→お金に余裕がなくなるとまず稼ぎを増やそうとする。実はエネルギッシュ。
使う→自己投資と美容への意識が高いものの、1つ1つの行動は衝動的で総額に対する割合の感覚が弱い。
増やす→投資知識や税金の知識は普通の人よりある。
貯める→「使う」のバランスが悪いので、安定的に貯める事自体が叶っていない。
こう見ていくと、私の場合は「実はお金の知識も稼ぐエネルギーも持っているが、使う能力に何かネックがあり苦手意識が高そうだ」という答えが見えてきます。

自分のお金のクセ、把握してる?
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