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タピオカの次は日本茶。抹茶ラテから深蒸し茶まで美味しい淹れ方を聞いた

 キレイになりたい皆さま、こんにちは。美容活動、略して「美活」も2年目に入ったにらさわあきこです。  美容を意識する上で大事な一つは、飲み物ですよね。我ら女子SPA!世代にとっては、毎日のお茶タイムはホッとできる大切なひととき。  最近では、タピオカブームから発展して、ほうじ茶ラテや抹茶ラテなど、日本茶をベースにしたお茶も見直されてきています。そこで、今回は美味しい日本茶の淹れ方を専門店のインストラクターに教えてもらいました。
ほうじ茶ラテは牛乳にさし湯をするとまろやかに!

ほうじ茶ラテは牛乳にさし湯をするとまろやかに!

美味しさを制する4つのポイント

 教えてくださったのは、東京・新橋にある日本茶カフェ『CHAYA 1899 TOKYO』の日本茶インストラクター坂上さん。 ※『ホテル1899東京・CHAYA 1899 TOKYO』は7月1日から営業再開。最新の情報は公式HPを。  どうして坂上さんにお尋ねしたかというと、以前訪れた際にお茶とお茶を使ったスイーツがとても美味しかったから。抹茶ラテは濃いのにくどくなく、濃茶ジェラートは生まれた初めてレベルの濃厚さで「お茶を食べた」満足感が半端なく、後を引いたのです。
日本茶インストラクターの坂上さん

日本茶インストラクターの坂上さん

 では、さっそく教わっていきましょう。 「日本茶の場合、好みのお茶を淹れるためのポイントは4つ。茶葉の量とお湯の量、浸出時間と温度です。  まずはほうじ茶と和紅茶についてですが、この2つは熱湯を注いだら30秒程度の短い時間でさっと出すのがオススメです。量はほうじ茶の場合、7gの茶葉に対してお湯300ml、和紅茶の場合は茶葉6gに対してお湯300mlが適当です」 ほうじ茶の美味しい淹れ方「また、ラテを作りたい場合にはそのまま飲む場合より茶葉を多くするか、お湯を少なくするか、浸出時間を長くするなどして少し濃いめにお茶を出し、温めた牛乳と半々の割合で混ぜ合わせます。  ご家庭で美味しく作るコツとしてオススメなのは、お茶と合わせる前に牛乳にお湯を足すことです。いきなり熱い牛乳を注ぐと、牛乳のタンパク質がお茶で壊されてしまうんですね。すると、せっかくのうまみ成分が壊されてしまいます。  そこで牛乳にさし湯をします。このひと手間で、お茶と混ぜた時の乳成分がまったりと美味しいままになるんです」  なるほど! 牛乳側にさし湯をするとは思いつきもしませんでした。
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抹茶ラテの美味しい作り方は?
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