持病の激しい痛みを癒すのは、運命的に出会った2匹の猫ささみ&せせり
【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.32】
「私は線維筋痛症と脊椎関節炎という病気を患っていて、麻薬に近い鎮痛剤を使いながら生きています。まったく動けない日もよくありますが、猫たちが来てから元気な日が増えました」
そう語るのは「ささみ」と「せせり」という、おいしそうな名前の愛猫たちと暮らす、ひまりさん(@mijinko2070)。もともと犬派だったひまりさんは「猫は宗教」と表現するほど、猫に魅了され、犬1匹と猫2匹の賑やかな生活を楽しんでいます。
人生で初めての愛猫・ささみくんと出会ったのは、他県に住む友人から「知人の親戚の庭で野良猫が4匹、子猫を産んだ」という連絡を貰ったことがきっかけ。
写真を見たひまりさんはグレーの子猫に一目ぼれ。家族に相談し、おうちに迎えることにしました。
「こんなにかわいい子を貰っても大丈夫なのかなと心配になるくらい、かわいかったです」
ユニークな名前になったのは、先住犬が「ちまき」だったから。
「同じような感じがいいなと思い、ささみにしました」
それからしばらく経ったある日、ひまりさんは猫用のおやつを買いにペットショップへ。すると、ソマリの子猫が8万円で売られていました。なぜ、こんなに安いのか。店員さんに話を聞くと、健康には問題ないけれど、胸骨がゆがみ、飛び出しているから訳ありとのこと。
たったそれだけで訳ありなのか……と不思議に思いつつも、「こんなかわいいソマリをうちの子にできるチャンスなんて2度とない」と思い、帰宅後、家族に懇願し、おうちに迎えることに。名前は友人から提案され、ささみくんと兄弟感が出る「せせり」にしました。
多頭飼いをする上で、最初の試練となるのが初対面のさせ方。
「実は対面のさせ方を失敗してしまって……。箱に入っていたせせりを先住犬とささみが箱を覗き込んだので、パニックになってしまいました」
ひまりさんは手を血だらけにしながらも抱き上げてなだめ、せせりくんをケージの中へ。少しずつケージから出す時間を増やしていこうと考えました。しかし、翌日の朝、ケージからせせりくんが脱走!
「ビックリして探していたら、ささみと遊んでいました(笑)。もう、唖然です。」
そこから2匹は、相思相愛の仲に。抱きつくように毛づくろいし合ったり、1本の「ちゅ~る」を2匹で舐め合ったりと、ひまりさんが嫉妬してしまうほどラブラブ。だからこそ、関係性を壊さないよう、ひまりさんは愛情を平等に配っています。
「どっちかに構っているとき、構っていない方は意外とこっちをじっと見ているので、必ず後から構うようにしています。特にささみは自分からは来ないので、おもちゃで遊んであげたりしてスキンシップを取っています」





