なにごとも“平等に”がマイルール
そして、おやつも平等に。「ちょうだいアピール」が強いせせりくんに押され、ささみくんが食べ物の恨みを募らせないよう、配慮しています。
そんな2匹は、性格が真逆。抱っこが嫌いなささみくんは、とにかく人見知りで慎重。喉を鳴らすのは、ひまりさんの前でだけ。
「耳を澄まさないと分からないほど小さな音なのですが、本当に本当に愛おしいです」
せせりくんは人間が大好き
対して、せせりくんは人間が大好き。ソマリは図鑑などで「愛情深く、茶目っ気たっぷり」と記されていることも多いものですが、まさにその通り。スキンシップを求め、新しいおもちゃにはいつも大興奮。
撫でて欲しいときは、いきなり目の前でゴロンっと寝転んでお腹を見せてきます
「撫でて欲しいときは、いきなり目の前でゴロンっと寝転んでお腹を見せてきます」
しかし、そんなせせりくん、実は最近、猫コロナであることが判明したそう。お店側の説明では健康に問題はないとのことでしたが、迎えた日から下痢や軟便が続いていたため、ひまりさんは原因を突き止めようと必死になっていました。
「お店に問い合わせ、病院に連れて行ってもらったり、個人的にも何度も病院へ連れて行ったりしていましたが原因不明で……。お腹の薬も効果がなく、食物アレルギーかもしれないと思って、フードを何十種類試しても改善せず。子猫だったので、あまり詳しく検査出来なかったのもありました」
実は最近、せせりくんは猫コロナであることが判明したそう
しかし、うんちに血がつくことがあったため、大きな病院へ転院。獣医師から提案され、それまでとは違った糞便検査をしてみると、猫コロナウイルスであることが発覚。腸炎が起き、必要な細菌がほぼいなくなっていることが軟便の原因でした。
ようやく病名が特定できたものの、猫コロナは治らないことやうつることを聞き、ひまりさんは落胆。
「病気が分かる前から、ささみと暮らしているので、うつっているのはほぼ間違いない。でも、今更、仲の良い2匹を離すことは考えられませんでした」