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バリバリ働く40歳女性が「結婚できない本当の理由」に気づいた日。“嫌われる口ぐせ”をやめてみたら…

婚活コンサルタントの田中亜依です。会話をしていて気持ちが良い人というのは、ほどよく相手に共感を示し、相手の気持ちをさりげなく思いやるのがとても上手です。反対に相手を疲れさせてしまうのが、否定的な表現が多い人。今回は「でも」が口癖の紗南さん(仮名・40歳)のお話を紹介します。

ちょっと会話をするだけで、相手を疲れさせる人の特徴

オフィスで走る女性

写真はイメージです(以下同じ)

結婚相談所を利用しながら婚活中の紗南さんは、外資系企業で部長職を任されているようなバリキャリ女性。会社では頼れる女性として上司や部下から信頼されているようで、仕事は大変そうですが、とても楽しんでいると語ってくれました。婚活に関しては、5年ほど前に彼氏と別れてから恋愛はしていないそうで、なかなか結果が出ないとお悩みでした。 「結婚相談所からはこれまで何度かお相手を紹介してもらったのですが、一度もうまくいったことがないんです。他に何か良い婚活手段はありませんか?」と言うので、「街コンやマッチングアプリで出会う人もいるので、やってみてはどうですか」と提案してみると「“でも”、街コンって若い人が多いイメージで、なんだかノリについていけないんですよね。マッチングアプリも変な人が多くて、昔はやっていたのですが、今は敬遠しています」と伏し目がちに答える紗南さん。

婚活で初めて会った男性と「喧嘩しました」

「それでしたら、真剣に結婚相手を探しているマッチングアプリに絞ってみてはどうでしょうか? おすすめのアプリがあるので、やってみませんか?」と言うと、「“でも”真剣に結婚相手を探している人が多いと言っても、男性は若い子ばかりにいいねして、アラフォーの私なんてなかなかマッチしないんじゃないかな」と、投げやりな態度です。 マッチングアプリ 男性 スマホ紗南さんと会話を始めて30分ほど経過していたのですが、会話に対してほとんど否定から入るので、彼女には提案ではなく、質問を投げかけるようにしました。 「これまで会った人の中でいいなと思う人は、どんな人でしたか?」と質問すると、「いいなと思うほどの人は正直いなかったんですよね。先日会った人なんて、とても失礼な人だったので喧嘩してしまいました」と言います。結婚相談所の紹介で、初めて会ったその日に喧嘩になるなんて、一体何があったのでしょう。
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彼女の表情を柔らかくした「プロのアドバイス」とは
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