“彼氏の女友達”に嫉妬する女性が放った一言に「そういうとこだよ!」とツッコみたくなったワケ
「男女の間に友情は成立するのか?」と、ドラマを毎話見ていて、終始考えてしまい。成立するものもあれば、どうも一筋縄ではいかないものもある。
毎週木曜日よる10時から放送されている『いちばんすきな花』は、男女間の複雑な関係性をときにもやもや、ときに明快に描く。
「イケメンとドラマ」をこよなく愛するコラムニスト・加賀谷健が、主要人物4人の関係性が動く第7話を解説する。
家を売るのか、売らないのか。『いちばんすきな花』第6話から、松下洸平扮する春木椿の“お家騒動”が繰り広げられている。そもそも婚約者と住むはずだったこの家。
結婚を前に婚約が破断になり、椿は仕方なくひとりで住むことになった。そこへ不思議な巡り合わせで集まるようになったのが、潮ゆくえ(多部未華子)、深雪夜々(今田美桜)、佐藤紅葉(神尾楓珠)だった。
彼ら3人は時間が合えば、揃って椿の家に集合して、ひたすら駄弁る。が、あるとき椿は前の持ち主に家を売ると言い出す。この居心地の良い空間を手放すことになってしまうのか。家主である椿以外の3人が猛反対するという騒動だったのだ。
第7話でも引き続き、この騒動は続く。さらに本作最大のテーマである「男女の間に友情は成立するのか?」問題が、事を複雑にする。4人は確かに大切な友人関係に違いないが、それぞれが水面下で密かに心を寄せている。
もし心にとどめておけるなら、友情にヒビが入ることはないだろう。とどめておけないとなると、これは関係性が崩壊する可能性が否めない。4人はいわば、友達協定のルールにとらわれているとも言えなくはない。
このルールをまず破ろうとするのが、夜々だ。彼女は椿に好意を寄せている。椿は気づいていない。夜々がネットで買ってきたミニホッケーを椿の家のリビングで遊んでいるときだった。
春木椿の“お家騒動”
家を売るのか、売らないのか。『いちばんすきな花』第6話から、松下洸平扮する春木椿の“お家騒動”が繰り広げられている。そもそも婚約者と住むはずだったこの家。
結婚を前に婚約が破断になり、椿は仕方なくひとりで住むことになった。そこへ不思議な巡り合わせで集まるようになったのが、潮ゆくえ(多部未華子)、深雪夜々(今田美桜)、佐藤紅葉(神尾楓珠)だった。
彼ら3人は時間が合えば、揃って椿の家に集合して、ひたすら駄弁る。が、あるとき椿は前の持ち主に家を売ると言い出す。この居心地の良い空間を手放すことになってしまうのか。家主である椿以外の3人が猛反対するという騒動だったのだ。
関係性が崩壊する可能性
第7話でも引き続き、この騒動は続く。さらに本作最大のテーマである「男女の間に友情は成立するのか?」問題が、事を複雑にする。4人は確かに大切な友人関係に違いないが、それぞれが水面下で密かに心を寄せている。
もし心にとどめておけるなら、友情にヒビが入ることはないだろう。とどめておけないとなると、これは関係性が崩壊する可能性が否めない。4人はいわば、友達協定のルールにとらわれているとも言えなくはない。
このルールをまず破ろうとするのが、夜々だ。彼女は椿に好意を寄せている。椿は気づいていない。夜々がネットで買ってきたミニホッケーを椿の家のリビングで遊んでいるときだった。
| | 『いちばんすきな花 シナリオブック 完全版(上)』 「男女の間に、友情は成立しますか?」フジテレビ系木曜10時ドラマに共感の声が続々! SNSで話題沸騰! いちばん「語りたくなるドラマ」のシナリオブック完全版。多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠 主演!『silent』の村瀬健プロデューサー×脚本・生方美久が“クアトロ主演”という新しいスタイルで描く、年齢も性別も過ごした環境も違う4人の友情と愛情の物語。 |




