「デートで映画に行き、彼女と来たのを忘れてひとりで帰ってきた」マンガ家が脳内に杉下右京を召喚するワケ
「ADHDの特性は、愛犬のようなもの」
こんな言葉ではじまる『すごいADHD特性の使い方』(KADOKAWA)。ADHDとは注意欠陥・多動症のこと。
具体的には、
不注意……物事に集中できず、忘れっぽい
多動性……落ち着きがなく、じっとしていられない
衝動性……衝動的に動いてしまう
という特徴があります。
「社会的な活動や学業の機能に支障をきたすもの」と判断されるのが一般的なようです。
医師からADHDと診断されたのが、著者でWEB漫画家のやしろあずきさん。
実際、仕事でも私生活でも、本人的には「どうしてこうなった?」という失敗続きでした。
やしろさんにとってADHDは、「いつなんどきも生活を共にし、人生の苦楽を一緒に乗り越えていく」。
ともに成長し合う、かけがえのない愛犬としてのADHDの日常を、おもしろくも切なく綴ったのが本書なのです。
最近よく聞くADHDって何?



