「裸みたいな恰好はNG」のカンヌ。米トップモデルの絶妙なセクシースタイルに“さすが”の声
「レッドカーペットや会場内でのヌード」と「過度なボリュームのある衣装」が禁止された今年のカンヌ国際映画祭。この新しいドレスコードは、フランスの法律と映画祭の方針に沿ったものであり、イベントの品位を守るための措置とされているが、来場者のなかにはルールに従わなかった人も。
そうしたなか、これまでたびたび“ほぼ裸みたいな”ネイキッドドレスを披露してきたトップモデル、ベラ・ハディッドの装いが脚光を浴びている。
これまで幾度となく、セクシーなドレス姿でカンヌ国際映画祭のレッドカーペットを席巻してきたベラ。2024年には、バストが完全に透けて見える大胆なドレス姿を披露し、見る人の目を釘付けにした。
ヌードスタイルやシースルーの衣装が禁止された今年、どのような衣装を身にまとうのか、注目を集めていた彼女。選んだのは、サンローランのブラックドレスだった。
背中が大きく開いたアシンメトリーなネックラインに、太ももまで入った深いスリットからはヒップもチラ見せ。大胆で挑戦的なデザインのドレスを、控えめかつエレガントに着こなした。
ゲストの通行や座席の確保を妨げるとして、長いトレーン(裾部分)など過度なボリュームのある衣装も禁止された今年のカンヌ。そのルールをきっちり守った参加者もいた一方で、「完全無視した」と注目を集めたセレブも。
その1人がドイツ出身のスーパーモデル、ハイディ・クルム。
深いスリットからヒップが……人気モデルの絶妙なセクシードレス
SNS上で「エレガントなのにセクシー」「大胆で刺激的」「ベラはカンヌでこれまで以上に強いインパクトを残すための方法をちゃんと知っていた」とポジティブな反応が多かった一方で、一部のメディアやファッション関係者などからは「映画祭のドレスコードに反するのではないか」という意見もあがり、賛否が分かれる結果に。 とはいえ、厳しいルールの中でも最大限の自由を表現したサンローランとベラを称賛する声が概ね多いようだ。
「ル―ル違反した」セレブたち。退場させられたケースも
ピンクのフラワーモチーフの華やかなドレスを着て、レッドカーペットに登場したハイディ。ドレスの長いトレーンとボリュームのあるデザインがひときわ目を引いていたが、本人は全く気にしない様子で、カメラの前で堂々とポーズを決めていたという。 他にも中国人インフルエンサーのワン・チェンフイが、クリーム色のフリルが幾層にも重なったドレスで登場し話題に。ただ、2人とも「ルールを無視したセレブ」として目立ってしまったものの、特にお咎めなしだったようだ。 けれども、チェンフイと同じ中国出身の女優チャオ・インズに対しては、厳しい対応が取られたようで、「カンヌのドレスコードに違反し退場させられた」と報じられている。 アジア系の複数メディアによると、彼女が着ていたのは、世界中のセレブから支持されているクチュールブランド「JoliPoli」のドレス。シースルー素材でできており、体の一部が透けて見える状態になっていたようだ。
ただし、「問題だったのはドレスではなく、レッドカーペットに長時間とどまっていたため、立ち退くよう注意を受けた」といった情報もある模様。実際のところ、「ドレスコードに抵触して」退場させられたのかどうか、はっきりしないようだ。
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