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結婚できない男女が言いがち! 婚活の“残念な決まり文句”。もったいないから今すぐやめて

 恋愛・婚活コンサルタントの田中亜依です。700万円の費用を投じた10年間の婚活で、600人以上の男性とデートを重ねた末に結婚しました。“本気の婚活経験”を活かし、年間1000人以上の男女の恋愛サポートを行ってきた筆者が、婚活に「リアルに役立つ情報」をお伝えします。
婚活アプリにぜんぜんいい人がいません

写真はイメージです。(以下同)

 婚活している人に「なぜ相手との次のデートに進まなかったか」と聞いてみると、男女ともに決まって返ってくる言葉が「いい人なんですけど……」という決まり文句です。  婚活においてよく見られるのがこのパターン。いわゆる「いい人止まりの人」と言って、切り捨ててしまうのです。恋愛なら仕方ありませんが、婚活においては「いい人だけど、恋愛や結婚するのは違う」と切り捨ててしまうのは、もったいないかもしれません。 【関連記事】⇒46歳女性の「食事デート中の行動」に、年下男性がゲンナリ…見た目の若さも吹き飛ばす“おばさん仕草”

いい人なんだけど……に隠された本心は?

 先日、婚活をしている友人・愛美さん(仮名・41歳/会社員)に、宏樹さん(仮名)という45歳の会社員男性を紹介しました。宏樹さんは、イケメンという感じではないけれど優しい男性で、大手企業に勤務しており、経済的にも安定しています。一方で、恋愛経験が少なく、女性に対しては奥手です。初対面の女性相手に、会話を盛り上げるのもなかなか難しいようでした。  デートの後、愛美さんに感想を聞いてみると「いい人なんだけど……」と、言葉を濁していました。私は宏樹さんを結婚相手として「いい人」だと思って紹介しましたが、愛美さんからすると「人としてはいい人だけど、男性として愛美さんが求めるいい人ではない」と判断したようです。  愛美さんは、「大手企業勤務で、浮気癖やギャンブル癖もない宏樹さんのような人となら、安定した結婚ができる」と頭で考えてはいるのですが、心のどこかでトキメキ感や恋愛要素を求めているようでした。その結果、トキメかない人=退屈と思い込んでしまい、宏樹さんのようなタイプの人は“いい人”で終わってしまうようでした。

あなたの目的は、恋愛なのか結婚なのか

 しかし、愛美さんがしたいのは、恋愛ではなく結婚のはずです。強い意志を持って、自分が恋愛したいと思った人としか結婚したくないと言うのなら、そのまま突き進めばいいと思います。しかし、結婚したいと強く思っているなら、宏樹さんのような人をすぐに切り捨てるのは、もったいないです。 真面目な彼 なぜなら、結婚は恋愛のような非日常ではなく、むしろ日常の積み重ねだからです。いくら激しい恋愛をしたとしても、結婚して数年もすればドキドキは忘れ去られます。それなら、いい人=ドキドキはないけれど安心感がある相手=将来のパートナーとしてのポテンシャルが高い、と新しい意味づけを持ち、もう少し相手を見極める時間を持ってみてはいかがでしょうか。
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「この人となら、どんな未来が描けるか」という視点
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