夫の不倫相手に気づいたきっかけは“後輩からのプレゼント”。みじめで弱い“不倫女”の正体は|ドラマ『夫よ、死んでくれないか』
いよいよクライマックスを迎えようとしているドラマ『夫よ、死んでくれないか』(テレ東系、月曜よる11時6分~)。6月16日に放送された第11話では、本作一番の謎とされていた麻矢(安達祐実)の夫・光博(竹財輝之助)の不倫相手が判明した。
中盤、麻矢を慕っていた後輩・香奈(松浦りょう)が、ヘッドハンティングされて転職することになったと麻矢に打ち明ける。その転職先は、以前麻矢が引き抜かれたものの入社直前に“破談”になった会社だった。光博が失踪していることを何者かにリークされたのが理由だった。
さらに麻矢は、世話になったお礼として香奈が自作した香水を人づてにプレゼントされる。その香りをかぐと、光博や家のベッドについていたものと同じであることに気付く。
全てを悟った麻矢は香奈を待ち伏せし「あなただったんだ」と、光博の不倫相手だけではなく、リークした犯人でもあったことを問い詰めると、「気付くのおっそ」と言われる。麻矢が「なんで? どうしてこんなこと」と問うと、「嫌いなんですよね、あなたのこと」「職場ではみんなに慕われて、順調にキャリアを積んで、プライベートだって何不自由ない恵まれた生活を送ってるのに」と返される。
香奈は光博と共通の趣味であるゲームを介して仲を深めるうちに不倫関係に発展したようだ。「光博さん、傷ついてた。なのに、あなたは夫が失踪しても清々した顔で仕事して」「だから、私が癒してあげてたんです。私、弱ってる“オジ”保護するの好きなんですよね。あの捨てられた子犬のような、すがりつくような目がたまんなくて」とどこか得意げな表情を浮かべる。
「気付くのおっそ」麻矢の転職先も奪った不倫女の正体
「弱ってる“オジ”保護するの好きなんですよね」
煽るように不倫の理由を淡々と語る香奈に麻矢は「自分が何したかわかってんの?」と怒りをにじませるが、「私を責める権利あるんですか? あの人がああなったのは、全部あなたのせい」と応戦。正直、香奈は麻矢にとって夫の不倫相手なのだから、責める権利は間違いなくある。とはいえ、光博の死を願い、雑に接してきた過去がある手前、言い返せなかったのだろう。


